
神様ドォルズ(3)/やまむらはじめ、サンデーGXコミックス
【オススメ度:★★★★★★★★★☆】
詩緒の壊れた案山子"玖吼理"の修理のため、一度生まれ育った空守村へ帰ることにした匡平たち。
もちろん、匡平すら知らなかった詩緒の弟のことを父親に問い詰める目的もあったわけですが。
その村で匡平の昔馴染みなども出てくるわけですが、"隻"の資格を失った匡平に対し、よい印象を持っていない人も少なからずいるようで。。"隻"が特別視されている村だから、まぁ当然といえば当然か。
今も昔も変わらない対応を取ってくれる人間ってのは匡平にとってありがたい存在なのかも。
匡平の場合はまだ村を代表する枸雅家の人間だったからマシというだけで、阿幾との違いなんて大差あるわけでもなさそうですからね。。
そんなわけで、阿幾が幽閉され、匡平が"隻"の資格を失った当時のお話が。
全ては1人の若い女性の先生が匡平たちの学校へと赴任してきたことが始まりだったのか。
このときの事件が物語における根源ではないでしょうが、匡平と阿幾の間に変化をもたらしたのは事実かな。。阿幾を逆恨みしていただけのバカが退場したのは良かったと思うけど。
しかし、阿幾が脱走した件についてはまだ不明のままか。
今になって、何を思ってアイツは匡平を追いかけてきたのか。死を覚悟した瞬間に、阿幾の頭に思い浮かんだのが匡平だったということで、その執着の程は分かるけど。。
詩緒の弟の件も名前は桐生ということが分かっただけで、日向家に引き取られた経緯が不明。
まだ何か隠されていることがあるよなぁ、どう考えても。日向の爺さんが地下で見ていたあの物体のこととか。裏事情ってのはどこまで秘匿とされているのかねぇ。きな臭すぎる。
あと、ちょっと気になったのは村の名前。
日々乃さんは"神の住む処"と表現したけれど、名前から想像するに神のいない村に思える。
4巻では更に謎が明らかになっていくか、気になるところですね。
日々乃さんの匡平に対する気持ち、靄子の阿幾に対する気持ちもどうなるか。幸せな未来はまだ見えない。

















