漫画感想日記08: 2008年6月アーカイブ

しゃにむにGO(29)
しゃにむにGO(29)
羅川真里茂、花とゆめコミックス
【オススメ度:★★★★★★★★★★】

とうとう始まった伊出&留宇衣にとって最後のIH準決勝。
それぞれの相手は静ちゃんに、駿くんと1年ぶりの戦いに。
2つの試合が同時に始まり、平行して展開されていきましたけど、今回はどちらかといえば留宇衣VS駿戦のほうが重視されていたかな。

試合前、駿の前に父親が現れ、平常心を失うという展開。
留宇衣は当然その隙を狙ってくるわけで、2人の対比がものの見事に描かれていましたね。テニスを続けることによって一度は切り捨てたものを再び得た留宇衣と今まで以上にすべてを切り捨てていく駿。
駿にはナディアのように想ってくれる女性もいるのに、何て馬鹿な方向を目指すのかとヤキモキして仕方ないです。すべては母親の呪縛なんでしょうが、根が深すぎる。。テニスってのはメンタル面が重要なスポーツだけに、家族環境が本当に多大な影響を及ぼすんだなと思いますね。。

留宇衣は昔と違ってネガティブ思考から自滅することもなくなったし、ホントどっちが勝ってもおかしくない。
ただ駿のことを考えるなら、ここで負けて切り捨てることに意味がないと気付く方がいいのかな。そうしないと、多分今以上の結果を残せることはないだろうし。。

一方の伊出VS静戦も接戦を繰り広げているようで。
最初こそ自分の体調と静ちゃんのプレイに違和感を感じ、押され気味だった伊出ですが、持ち前のスロースターターっぷりを発揮して、少しずつ静ちゃんを追い詰めていくと。もちろん、伊出に看過されてテニスに対し本気になった静ちゃんもそう安々は。。

次の30巻で準決勝の決着も着くだろうし、ホント楽しみですね。一体、どちらが上がってくるか。双方ともにどちらが勝ってもおかしくない展開だけに。
出来ることなら、伊出VS留宇衣という図式をIH決勝で見てみたいものです。ホントに待ち遠しい!!

とある魔術の禁書目録(2)
とある魔術の禁書目録(2)
/近木野中哉+鎌池和馬+灰村キヨタカ、ガンガンコミックス
【オススメ度/★★★★★★★★★☆】

インデックスを巡る争奪戦の続き。
原作未読なのでどの程度忠実なのかは不明ですが、今回は原作1巻の後編になる模様。

インデックスを奪うために当麻を襲ってきた魔術師たちの素性に、インデックスがこれまでどんな過去を送ってきたのか描かれた今回。
あの2人もインデックスの親友でありながら、記憶を無くしたインデックスには敵と認識され、本当にやるせない気持ちでいっぱいだっただろうな。。一体、火織とステイルはどれだけの間、インデックスの記憶を消し続けてきたのだろうか。回想のインデックスや火織たちの顔を見る限りでは、結構幼いからなぁ。。
インデックスも自分が禁書目録であり、狙われる立場でしかないという記憶以外は持ち合わせないわけで、それはもう不安で仕方なかっただろうし。
結局、どっちも所属する組織たる「必要悪の教会(ネセサリウス)」にいいように利用されていたということか。本当に酷なことさせる。。

そんなインデックスたちの今までのやり取りも、すべてを知った当麻によって解決されることに。1年限定と言われていたインデックスの記憶も無事保たれることになりましたが、その代償は。。

この話で原作1巻の展開は終わり、次は原作2巻の話を飛ばして3巻の展開へとコマを進めるようですが、当麻の記憶ってのはどうなるんだろうな。衝撃によって物理的に破壊されたような感じになっているらしいので、回復は難しいと思うんですが。。
次はヒロインも美琴に交代するらしいし。美琴の妹も登場か。噂の影薄巫女さんは完全スルーか(苦笑

とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲(2)
とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲(2)
/冬川基+鎌池和馬+灰村キヨタカ、電撃コミックス
【オススメ度/★★★★★★★★★★】

1巻からの続きで、能力のレベルを上げる『幻想御手(レベルアッパー)』の話。

初春の親友である佐天さんは偶然それを手に入れてしまったのが前回までのお話。
そして、今回、佐天さんは美琴たちとの会話から『幻想御手』が危険であることを知ってしまうも、その魅力に抗うことは出来ずに使用してしまい、事件に巻き込まれる展開へ。。
『幻想御手』は音楽ファイルとして世の中に出回っており、それを作った犯人が今回明らかになったのですが、能力を向上させる仕組みは流石科学都市というべきか。
本編の方が魔術ということで何だかんだで科学を超越したものがあるのに対し、こちらは確かに非科学的ではないものな。

まーあの人はキャラとしては好みなので、この結末がどうなるのか気になるところ。意外と抜けてるし、人前でいきなり脱ぎ始めたり非常識な人ですしね。通常版のカバー裏の四コマもよい意味で酷かったし(w
それに彼女が言っていたとおり、学園都市が何かを隠しているのは間違いないだろうし、彼女の行動原理も理解できないわけではないからね。先生を辞める原因になった事件が関係しているのは確実か。一体、どういう事件だったんでしょう。。
ま、それは抜きにして、結果として向上した能力に酔った馬鹿が犯罪に走り、周りに迷惑をかけた責任は取らないといけないだろうけど。

一方、美琴は相変わらず当麻を見つけてはケンカ吹っかけと本来の主人公のことは忘れていないと。
美琴は美琴で周りに大迷惑をかけたりしているので、人体的損害の有無はあるものの、『幻想御手』の制作者を一方的に責めることは出来ないんじゃなかろうか。(苦笑
あと、本編との時系列の兼ね合いも気になるところ。今回の教会の話は本編に何か影響してきたりすんのかな??多少会話の内容は違うものの、同じような展開が本編の漫画版1巻にあったし。謎。

まぁそっちは今は重要ではないだろうし、とりあえずは『幻想御手』事件の続きに期待。
美琴だけではなく、黒子や初春の活躍にもね。

ハニカム(1)
ハニカム(1)
桂明日香、電撃コミックス
【オススメ度:★★★★★★★★★★】

桂明日香さんのファミレス漫画が登場。週刊アスキーで連載されているらしく、発売直前になるまで全然知らなかったです。
発売されて知ったのですが、注目度は想像以上に高かった模様。桂さんの作品は全部持っていると思うんですが、こんなに注目されたのは初めてなんじゃなかろうか。。

今回のはファミレスを舞台にした作品ということで『WORKING!!』と比較されることも多かったんですが、確かにベクトルは異なるものの変な店員たちという意味では似たようなものかも知れません。
まぁこちらは1回4ページの漫画で、基本は1話完結形式なのでストーリーはないに等しいですが。お題(各話タイトル)を出されて、それをネタに演じているようなイメージかな。

では、何が面白かったのかといえば、やはり店員たちその人かなと。特に女性陣。
(シャアを彷彿とさせるために)赤いものには目がない極度のオタク娘・湧水さんに、貧乏で捨てられた子犬のような視線を投げ付けてくるツンデレ娘・鐘成さん。この2人がメインヒロインかな。
あとデブ専のロリっ娘キャラ・音節さんに、謎のホールスタッフチーフの自称・妙子さん(外国人?)がいるくらいですね。

主人公の御手洗は、湧水さんに好意を抱いているけど今のとこ脈無し。湧水さんは二次元に恋しているくらいだし(w
その一方で、鐘成さんは御手洗に餌付けされているうちに惚れちゃったりしているのですが、素直になれない性格が災いしてやはり思いは通じずと。

この微妙な三角関係が一応の軸になっていて、音節さんや現時点では唯一の調理スタッフである米斗さんが3人をからかって楽しんでいるといった感じですかね。
後半になって、少し音節さんと米斗さんの関係にも変化が見えましたけど。。元々仲良い2人でしたしねぇ。
2巻では今のメンバーに加え、新キャラも出てくるそうで、一体どうなっていくのか??進展が見える気は全くしないですが、楽しみにしていたいところですね。

星は歌う(2)
星は歌う(2)
/高屋奈月、花とゆめコミックス
【オススメ度:★★★★★★★★★★】

チヒロがサクのいるクラスに転校してきたところからが今回の始まり。
チヒロに嫌い宣言された後に再会してしまい、面白いほどにテンパっていたサクですが、一度自覚してしまった恋心はそうたやすく消せないようで。。

チヒロもせーちゃんと同じタイプの腹黒ドS人間で、他の人の前では笑顔を振り撒いているのにサクの前だけでは素の自分を出すし、サクも本当に振り回されっぱなしですね。
ただ、チヒロも本当にサクのことを嫌っているわけでもなさそう。サクと昔何があったかは不明なままですが、サクに対する後ろめたさとか共有する痛みとかそんなのがある感じがします。よく分からないけど、トラウマとかあるのかなぁ??
何だかんだで、サクのこと気にしているし。

また、せーちゃんやユーリもよい友達だな。
せーちゃんは可愛がる方向性が激しくおかしいですが、あれはあれでサク大好きだし。サクがバイト代で天体望遠鏡を買ったとかいったときなんて、ものすごい笑顔でかなり酷いこといってるしなぁ。屈折しすぎだろww
ユーリもサクのために本気で怒って、喧嘩するし。悲しいかな、ユーリの気持ちはサクには伝わってないけど。。

基本的に、サクって1人だと何も出来ないようなタイプに見えるので、周りがあんなのでよかったというところなのかしら。
まぁタイトルの意味も明らかになり、ようやくスタートラインに立ったというところかしら。何となく学校におけるサクの立ち位置も見えてきて、これからどうなるか。問題はまだまだ深いところにありそう。

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