漫画感想日記08: 2008年2月アーカイブ

佐伯淳一+滝本竜彦「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ(1)」このエントリーを含むはてなブックマーク 佐伯淳一+滝本竜彦「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ(1)」

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ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ(1)
ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ(1)
佐伯淳一+滝本竜彦、角川コミックスA
【オススメ度:★★★★★★☆☆☆☆】

『NHKにようこそ』などで知られる滝本竜彦さんの処女作となる『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』
それがなぜか今になって漫画化。多分、映画化と関連してでしょうけど。

まぁ原作の方は未読でどういう物語か全然知らなかったんですが、何ていうか中二病??
学生の頃にありがちな「自分は他の人間とは違う」とか「非日常の中にいる俺、カッコイイ」みたいな考えを持った主人公が見事、変な戦いの中に巻き込まれていくというファンタジーな物語。

とりあえず、あの主人公の山本はアホだなというのが個人的な感想。
気持ちは分からないでもないけど、第1話で戦争のことをどうのこうの言っていた台詞は心底ムカついた。まぁあの当時の人の気持ちなんぞ分かるわけはないですが、「特攻隊とか結構気分良さそう」とか「アニメみたいでカッコイイ」って台詞はどうなんだろうな。。どっちにしろ、戦争を知らないからこそ言える台詞か。

ま、それはさておき、謎のチェーンソー男と戦うのは絵理ちゃんという美少女。
山本は絵理ちゃんと出会い、チェーンソー男との戦いを目撃したところから自らその中に入り込んでいったんですが、そもそも絵理ちゃんとチェーンソー男の関係が唐突すぎて現実味がないなー。目的も何もかもが不明で、なぜ戦いの中に身を投じることが出来るのか。若さならではってのが答えっちゃあ答えのような気もするけど。。
やはりキャラの意志としては希薄な感じがして、ちょっと物足りない気分です。

とりあえず、2巻ではどう展開していくのか。
何となく、物語の展開からして、次で終わりそうな気がするので、もうちょっと面白い展開になってくれることに期待。

Honey Rose/船戸明里、幻冬舎コミックス
「Honey Rose」(ハニー ローズ)ダウンロード限定販売サイト

12月から3回に分けてDL販売されていた『Honey Rose』(以下、はにろ)もとうとう完結。
この物語は、現在WEB雑誌スピカで連載されている『Under the Rose』(以下、あんだろ)の続編にあたる作品なのですが、連載されていたのはかなり昔の話。船戸さんの日記によると、2001年らしいので7年前か。
作中の時系列は、冬(冬の物語)→春(春の賛歌)→夏→はにろ→秋→・・・となるとか。正確な時間は不明ですが、春の時代よりははにろは10年近く後の時代になるのかしら。。ウィリアムの子供の成長具合と、彼女の亡くなった時代を考えれば。。

しかし、相変わらず、ロウランド家の身内はドロドロしているというか何というか。。
あんだろ同様に非常に重苦しい作品でしたけど、面白かったですわー。ラストの展開には少し涙しました。兄弟喧嘩の多い連中だけど、芯の部分では結構深い繋がりがあるのかもね。。
最後のモルゴースに対する行動は全会一致でしたしねー。ま、あのババアは仕方ないか。

それにしても、兄弟連中の変わりようっぷりには驚いた。
最初の驚きは、やはり冬や春の時代では尖っていたライナスが好青年になっていること。冬の時代に比べれば、春の時代のライナスはかなり丸くなっていたんですが、はにろのライナスの比ではないな。。一体、何があって、落ち着きある大人の男性になったのか。ウィルやグレゴリーはパッと見、そんな変わりなかったのにね。
他に変わっていたのといえば、アイザックとヴィンセント、ロレンスかな。
ザックは見た目が相当。。。まぁ中身の方は結構好感持てる大人でしたけどね。子供の頃はライナスとは一悶着もあって、険悪な仲でしたけど、そのわだかまりはもう解けていたのかな??とりあえず、料理人なのかどうかがちょっと気になりましたw
ヴィンスはホント一体何が起こったのかと疑問しか浮かびません。子供の頃はあんな引き籠もりみたいなタイプの人間じゃなかったはずなんですけどねー。謎すぎる。。性格は変わらず、いい人なんですけどねー。
ロレンスは・・・昔のライナスみたいな感じか。昔は素直なお兄ちゃん子で可愛かったのに、ちょっとすさんだかなーという感じでしたね。ブラコンに変わりはなかったようですがww

あと、ウィルも表には出さなかったけど、昔ほどの黒さはなかったのかな。
やはり結婚して妻を娶り、子供が生まれていたのがその要因かな。まさか、妻があの人だとは思わなかったですがが。
名前が出た時点では全く気付かなかったですよー。何となく、どこかで聞いたような名前だった気はしたのに、それ以上考えなかったですからね。。モルゴースの台詞でようやくすべてが繋がりましたけど。
それと、アルバートも良い意味で変わってなかったかしら。あの人の身内と認めた者に対する優しさとそれ以外に対する厳しさは健在。ただ、あの足は一体どうしたのか??

やー、他にもいろいろと気になったことがありましたが、そこは今後のあんだろで補完されることに期待ですね。
今回、登場したロウランド家の兄弟は新たに引き取った3人以外に10人いましたからね。八男であるディックまではあんだろでも登場していましたが、残りの2人は一体いつ引き取られたのか。
ホント、あんだらも含め面白い作品なので、もっと多くの人に読んでもらいたいですね。確か、作中の時代は19世紀頃のイギリスになるのかな...??『エマ』とそんな変わりない時代だと思いますが、貴族の黒さがにじみ出ており、個人的にはこっちの方が好みかも。あんだろは最新刊となる5巻も3月24日に発売されるので、是非この機会に。(w

かんなぎ(4)
かんなぎ(4)
武梨えり、REXコミックス
【オススメ度:★★★★★★★★★☆】

ナギの中にいるもう一人のナギ。
彼女が仁に呼ばれて、再び表へ。

ま、結局のところ、彼女が何者であるかは語られなかったのですが、エロス!仁やナギと比べると、多少大人の雰囲気が醸し出されていて、もうどう表現したらいいのか。。ウブなナギはナギで可愛いけど、もう一人のナギが仁に対し「かわいい」を連発しながら、ちゅっちゅっする様も中々に煩悩を刺激されますね。(ぁ

後半は、、、あれ何部だっけ?忘れたけど、部活の夏合宿の話に。
向かった先がどうやら神様のおわす地だったようで、よく分からないうちに巻き込まれていく面々。ナギは自分が何者なのか分かってないし、ざんげちゃんもイマイチ不明。
今回、ざんげちゃんの魂だけどこかに連れていかれたようですが。。

その後、取り残されたのは本来の白亜??何か変な感じも。
うーん、ナギとざんげちゃんの在り方には疑問しか出てこないですね。
絡んできた人たちも謎。あれが全員神様とは思えないけど、普通の世界に生きる人たちじゃないのは間違いなさそう。一応、ナギやざんげちゃんたちを同族と判断しながらも、やっぱり疑っているようですしー。何をそんなに気にしているんだろう??

まーその辺は次に期待するとして、今回は水着楽しめたので満足。あそこで女の子の水着にテレつつも、マッチョ(ジジイ)に吸い寄せられた仁は心底どうかと思う。いろんな意味で間違っているw
あと、意外と貴子さんの水着が好きでした。中身はアレだけど、結構美人さんなのよねー、あのメガネ。

傷
清原紘乙一、角川コミックスA
【オススメ度:★★★★★★★☆☆☆】

『失踪HOLIDAY』『きみにしか聞こえない』に続く、清原紘&乙一タッグの3冊目。
『KIDS』とかいうタイトルで映画も公開されていますが、キャラ設定が違うみたいですねー。漫画のほうが原作準拠の設定のようですが。

家庭環境の問題から、特殊学級という問題児たちが集められた教室に入ることになったケイゴ。そこで、アサトという無口な少年と出会う。
最初のうちは全く会話を交わすことのなかった2人が仲良くなったきっかけは、ケイゴがアサトの家庭環境を知り、それが自分の境遇とにていることを知ったこと。
そして、ケイゴの傷をアサトが自分に移動させるという特殊な能力を見せたことですかね。

それから2人はアサトの能力を使って、子供の傷を移したりしていたのですが、次第にアサトは能力の質を高めていくと。他人から自分へ傷を移すだけでなく、自分から他人へさらに傷を移すことも出来るように。
一体、この能力が何だったのかは不明のまま。奇跡という言葉だけで済ますしかないのかなー。

そんな中、2人はアイスクリーム屋で、マスクで口元を隠したシホという女性と出会う。
マスクをしている理由は口元の火傷痕を隠すためなんですが、この人がまた美人で可愛いんだよねー。軽くショタ入ってる??というか、多分弟が好きだったんだろうなーという感じ。可愛がっていた弟が亡くなってしまったので、その代わりに・・・という感じかしら。
ただ、シホの火傷をアサトが受け取るのですが、火傷を失くしたシホは一体どこに消えていたのかしらね??一応、最後にちゃんと二人の前に戻ってきたようでしたけど、その辺はぼかされたままで何となく気持ち悪い。

原作も短編だとは思うんですが、全1巻でまとめるには少々短すぎたのかしら??ちょっと残念。連載よりは書き下ろしとか修正もあったらしいんですけどねぇ。。
まぁ清原さんの絵柄は非常に好みなので、次回作にはまた期待したいところ。今のところ、乙一原作しか知らないけど、他の作品も読んでみたいですね。

ナツノクモ(8)(完)
ナツノクモ(8)(完)
/篠房六郎、イッキコミックス
【オススメ度:★★★★★★★★☆☆】

『空談師』に続いたネトゲーをネタにした漫画も終了。
最後まで読んだ限りでは、打ち切りだったのかなーと思わざるを得ないですね。。せめて、あと2,3話くらい続けられていたら、と。

あまり前作については覚えていないのですが、同じリネン製のボードを使ったネトゲーでの世界について描かれてきた本作。前作は完全に仮想世界のみの話で、現実世界は完全に切り離されていたんですが、今作は現実世界の話も描かれ、最後の章ではより密接に。
動物園関係者たちの本来の姿が見えてきた感じでしたね。クロエとリーゼ、ガウルの過去にトルク、クランクの本来の姿などなど。ある程度はこれまでも描かれていたハズなんですが、正直記憶が曖昧です。。ただ、皆さん、結構オフでは近いところにいたんだなーという感じ。

ネームが多く密度が濃かったので、最後まで楽しめました。それだけに、ちょっと曖昧で終わってしまった部分が残念にも感じるのですが。例えば、本当のクロエがどうなったのかだったりね。。ある程度の結末は見えたので、メインキャラたちの現実での後日談が見れるだけでも描いて欲しかったなー。動物園がどうなったのかは濁したままですからね。

ま、今はアフタヌーンで新連載を始められたようですので無理でしょうが、機会があれば今回描き切れなかった部分を補足してほしいですねー。ネトゲ漫画の第3弾をどこかの雑誌でw

そういや、今回のカバーはクロエの割には何だか小さいなぁと思っていたんですが、よくよく考えれば、あれリーゼか。今の今まで全然気付かなかった。。アホだな、自分orz

GA 芸術科アートデザインクラス(2)
GA 芸術科アートデザインクラス(2)
/きゆづきさとこ、まんがタイムきららコミックス
【オススメ度:★★★★★★★★★★】

きゆづきさんの美術系四コマも2巻へ突入。
相変わらず、きゆづきさんのカラーの使い方には惚れ惚れします。『ひだまりスケッチ』『スケッチブック』などの美術系四コマ作品がアニメ化された今こそ、これも!!とか思ったこともあったのですが、考えてみれば、このキャラたちのノリはともかく、色遣いはアニメでは再現できないと思うので、それは微妙かも...とか思ったり。
カバーの背の部分で、ノダちゃんのぶっちゃげ発言があったりしたのですが、これだけカラー満載だとそんなに気にならないかなw

内容の方はまぁ特に大きな変化はないかしら。
強いていえば、如月の幼なじみのお姉さんとその同級生たちが登場してきたことくらいかなー。一応、そっちのメンツは美術部という立ち位置で、あまり如月たちと直接の絡みは少ないんですが、2つのチームが面白く描かれていますね。

しかし、これ見ていると、ホント美術系の人って変な人多いなぁと妙に納得してしまいます。(酷
あーさんとぶちさんの掛け合いとか見ていて楽しすぎる。ぶちさんも多分高校入学して、かなりあーさんに影響されたんだろうなぁ。あんな感じで、如月もノダちゃんとかトモカネに影響されて変わっていくのかしら??あの子は今のままでいてほしいけどw
闇鍋、もといカオス鍋の話とか大好き。一体どんだけカオスだったのか気になりますねー。見るからに衝撃映像だったのに、よく食えたなぁというか、人の胃袋って意外と丈夫なんですね??

あと、個人的に宇佐美先生が好きすぎて困る。
可愛い先生だなぁ、見た目も中身も。自分が学生時代にも、あんな初々しい先生見たかったよ!!公立だからかどうか知らないけど、教育実習の先生以外で若い先生なんてほとんど見たことないからなー。若くないと言っても、多分今の自分と同じくらいの先生は普通にいたけど(;´Д`)
3巻では、1年生組と3年生組の絡みが増えてくれると嬉しいかも。あーさんとノダちゃんが絡むと、ますますカオスになりそうだし(ぁ

まんまんちゃん、あん。(1)
まんまんちゃん、あん。(1)
きづきあきら+サトウナンキ、バーズコミックス
【オススメ度:★★★★★★★★☆☆】

お坊さんの嫁になった未亡人の物語。
タイトルの『まんまんちゃん、あん。』というのはどうやら関西弁で「仏様にお祈りする」という意味だそうで。。初めて聞いたけど、これって関西では普通なのかしら...??

大家族の一員として生まれためぐり。
厳しい家計を助けるためにバイトを頑張ったり、進学を諦めたりしていた彼女が高校卒業と同時に選んだ道はお坊さんの嫁。一応は見合いという形で出会っためぐりと信玄。
出会って1年で結婚した2人ですが、結婚してまもなく信玄は事故に巻き込まれて死んでしまうわけで。。

お坊さんの嫁に嫁いだめぐりが旦那を失って尚、寺に残ってからがこの物語の本番。本当ならば信玄さんが寺を継ぐはずだったのに、その後継者を失い、めぐりの立場も宙ぶらりんとしてしまうわけで。。
そこでどうなるかと思っていたら、檀家としては、めぐりを寺から追い出したくないらしく、次期住職の嫁として据えた上で後継者選びを始めると。何というか、めぐりの気持ちとかそういうものが一切考慮されていないわけで、見ていて気持ちよくはなかったですねー。
めぐりも寺に残りたいという気持ちがあるからか、檀家たちの総意に合意してしまうし。

そんなわけで、めぐりの第2の人生が始まろうとしているのですが、めぐりの本当の望みはどこへ...??
彼女もまだ心は信玄に囚われたままで、皆の前では明るく振る舞っていますが、心の底では黒い闇に包まれている節が。結婚して1年経っても、セックスすらしていなかったという事実が彼女を寺に縛り付けているのかしら。信玄との間に、形として残せたものが何もないから。
2巻ではめぐりの旦那候補となった慈恩との暮らしが始まっていくようですし、めぐりの気持ちや寺での生活がどう変化していくか期待ですね。

星は歌う(1)
星は歌う(1)
/高屋奈月、花とゆめコミックス
【オススメ度:★★★★★★★★☆☆】

『フルーツバスケット』の高屋奈月さんの最新作。
読む前は天文部のお話なのかなとか思っていたんですが、そういうのではなく不思議な物語でした。

家庭の事情で従兄弟のお兄さんと2人で暮らしている女の子が主人公。
その女の子の名前はサクヤで、従兄弟のお兄さんの名前は奏。奏は売れない陶芸家ってところなんですかねー??まぁ家に籠もってロクな稼ぎも得られていないようで、サクヤに苦労させていることで周りの人間からは悪く言われる始末。多分、本人は全然気にしないだろうけど、サクヤは奏に対する悪口に耐えられないようで。。
彼女は今の暮らしに不満は感じておらず、奏に救われた部分もあるからでしょうね。少なくとも、奏と一緒に暮らし始める前よりは幸せを感じているようですし。
一体、過去に何があったのか不明ですけど、今のサクヤは幸せそうなので気にしない。この子が喜んでいる姿が見れるのなら、それだけで満足ですね。ホント、幸せそうなサクヤが可愛いのよねぇ。結構感情豊かで素直というか何というか。

また、サクヤの友達として、せーちゃんとユーリが登場。
ユーリはバカだけど、せーちゃんは黒いなぁ。美人で黒いとか最高すぎる。(ぁ

そして、謎の男がチヒロ。
サクヤの誕生日にプレゼントを持って、身分を詐称して現れた彼。一体、何者なのか??サクヤはチヒロを探して再会も果たしたりしたのですが、結局なぜサクヤの誕生日を知っていたのかとか不明だしなー。繋がりが見えないのに、それを普通に受け入れているサクヤは異常。警戒心が足りなさすぎるのかな。。
ま、その辺を気にしつつ、サクヤの可愛さを愛でて、2巻を楽しみにしていたいかと。

わたしたちの田村くん(3)
わたしたちの田村くん(3)
倉藤倖+竹宮ゆゆこ+ヤス、電撃コミックス
【オススメ度:★★★★★★★★★☆】

原作2巻目の開幕。

音信不通だった小巻から、いきなり届いた手紙。
それには一言、こう書かれていた。

「相馬さんって、誰?」

小巻には広香のことなんて当然話していなかったわけで、なぜ知っているのかと怯える田村。
ま、その真相は単純な話だったんですが、自然消滅と思われていた小巻からの手紙にその存在を意識せずにはいられなくなったわけで。。そのことから広香への対応が酷いものになってしまう田村。

田村の気持ちはわからないわけではないけど、やっぱり酷いよなー。同窓会の話を聞いたときにせめて一言話していれば・・・と思わずにはいられません。あれだけストレートに想いをぶつけてくるのだから、そこは田村も真摯に受け止めないとというか何というか。。
とはいえ、自分がそんな状況に巻き込まれたら、バカ正直に全部ぶちまけること出来ないと思いますけどね(ぁ

そんなはっきりしない田村に対して、広香がまたすごく良い女なんですよね。。本当に田村に救われて、あいつのことが大好きになったんだなーと。イジメにあって、引きこもりになっていた広香があんだけ頑張ったんですからねぇ。無断とはいえ、オシャレして田村の同窓会に顔を出しに来たりねぇ。
ある意味、あそこまでアタックされて、あっさりとなびかない田村がすごいとも思いますわ。

ま、小巻からの連絡が途絶えた理由が自分の無神経な一言だったというショックから抜け出せない現状ですから、当然といえば当然か。散々モテない時代を過ごしてきた田村にとって、やはり小巻の存在は特別なモノでしょうし。不器用なんだよね、田村は。小巻にも広香にも同じことが言えるでしょうが。。
今回、小巻からのアクションは皆無だったので、最終巻となる4巻ではどうなるか。発売が楽しみですね。

あと、野次馬根性丸出しの青い果実自重www
さすがは精神年齢43歳。

灼眼のシャナ(4)
灼眼のシャナ(4)
笹倉綾人+高橋弥七郎+いとうのいぢ、電撃コミックス
【オススメ度:★★★★★★★★★☆】

『弔詞の詠み手』マージョリー・ドー&"蹂躙の爪牙"マルコシアスがとうとう登場。
彼女らが追ってきた相手は紅世の徒"屍拾い"ラミー。

というわけで、今回の話は原作の2巻の話になるんだとか。
まぁ原作を丁寧に漫画化してくれるのは喜ばしいことなんですが、この調子では漫画が完結することはないんじゃなかろうかと思ったり。原作10巻の過去編は別に木谷椎さんの手によってコミカライズされているとはいえ、アニメ第一期で描かれた仮装舞踏会(バル・マスケ)の連中が登場してくるまでにあと何年かかるやら。。

今回はまだラミー編も序盤。
シャナとマー姐がぶつかり合ったり、悠二と吉田さんがデートしている最中にラミーに遭遇したり。。
まだこの頃の吉田さんはフレイムヘイズの存在とか知らないので蚊帳の外ですが、佐藤と田中はマー姐に出会ったことによってこっちの世界に触れてしまったと。マー姐が戦っている相手が平井さん(シャナ)であり、悠二がトーチであることを知るのは次の5巻になるかな。
あと、池はまだ意外と空気読める。(ぁ

とりあえず、今回は持ち前のヘタレっぷり全開というか勝手に1人でやさぐれている悠二に対し、理由もわからないまま激怒しているシャナが見所ですかね。
どんなときでもメロンパンだけは幸せそうに食べているイメージがあるシャナが歯ぎしりしながらメロンパン食ってるんですからね。。彼女の心境の変わり具合は見ていて興味持ちます。まだまだ人としての心にはほど遠いですが、どう成長していくのか。
悠二が戻ってきたときにどういう対応をするのかなども気になりますし、5巻が楽しみ♪

はやて×ブレード(8)
はやて×ブレード(8)
林家志弦、電撃コミックス
【オススメ度:★★★★★★★★★☆】

相変わらず、バカばっか。
会長への挑戦権をかけた白服同士の試合その後。

ま、あの2人があんなところで負けるはずはないにしても、会長との戦いはしばらくお預けに。
さすがに肋骨が折れた状態では練習もままならないだろうし、完全な状態に整えるまではしばらくかかるかしら??ひつぎの左足がどういう状態なのかイマイチ不明ですけど、ここの戦いがどうなるのか楽しみですねー。それまでにはやてたちがどこまで成長できるのかなども。何だかんだで、はやても結構上級生から愛されているようなので、腕を磨くにはもってこいの環境だからなー。

そして、別のところで火種勃発。
氷室さんも相変わらずいい性格をしていらっしゃる。心底、人間腐ってるよね。あれに騙される吉川は人が良いというか、とことんバカなんですね。あれくらいバカだと、逆に可愛げあるわ(笑

あと、とうとうあの子が登場。
はやてとそっくりだけど、剣の腕前は遥か上にいそうなあの子。言わずと知れたはやての双子の妹(姉だっけ?)ナギ。怪我はとっくの昔に完治していたようですが、ここまで姿を現さなかったのははやてを意識してのことか。それがはやてのためなのかどうかはさておき。
しかし、あの調子だと、近い将来黒鉄ナギとして学園に復帰しそうですね。そうなったときの刄友とか想像するだけで楽しみ。はやてとナギが同じ学園に存在する、鼻血出そうな光景です。(ぁ
黒鉄家も天地とは何かしら関係あるみたいですし、ちょっときな臭い気も。単なる剣待生がチャンバラやっていればいいだけの世界じゃないのは確実。なかなか裏の世界が見えてこないですねー。気にしすぎかな??

また、オマケ漫画はドラマCDのお話。文化祭のある一部を切り取ったお話だったんですけど、あれだけいればなぁ。。
綾那の人の名前の覚えなさはさすがに酷いと思いますわ。。10人もいないんじゃないかな、フルネーム言えるの。確かに、私もおかみさんは最早おかみさんとして認識されていますけど。。本名忘れた(ぁ

GIANT KILLING(4)
GIANT KILLING(4)
ツジトモ+綱本将也、モーニングKC
【オススメ度:★★★★★★★★★★】

スポーツ漫画として数が多いのはやはり野球かサッカーになると思います。
ただ、野球漫画としてはプロを描いたものは少なく、負ければそこまでの1球1球に熱い想いが乗った高校野球を描いた作品が多いのに対し、サッカーは結構プロを描いた作品が多かったり。やはり、それは日本におけるプロリーグの方針の違いがあるのかなと。
野球と違って、サッカーはJ1,J2、さらにその下まであって、負ければどんどん下へ落ちて行くのみですからね。。落ちていった先にあるのは多分解散のみ。なぜなら、上位にいないと収入がままならず、チーム経営が難しくなっていくため。そういう生き残りをかけた事情があるというのがプロサッカー漫画が多い理由じゃないのかなと思います。

そして、この『GIANT KILLING』もそんな1つのプロチームを描いた作品。
ただ、このプロチームを描いた作品にもジャンルは様々あるわけで。。例えば、どちらも同じ能田達規さんの作品になるのですが、選手視点で描いた『ORANGE』だったり、フロント視点の『オーレ!』だったりがあったりします。
今回のは誰の視点で描かれたモノかというと、監督。

彼の名前は達海。元ETUの選手であり、日本代表にもなっていたチームの顔だった男。
低迷したETUの再起をかけて、海外から呼び戻されてきた達海がチームの改革を行っていく様が描かれていってます。

さすがに監督が替わったからといって、すぐにチームが強くなるわけはなく、期待されながらも連敗続きなもんだから、達海のやり方に反発し、不満を噴出する選手・サポーターも当然います。
今回、大きく行動に出た選手が黒田と杉江。まぁ達海があまり深く方針について説明しないのもあって、チームの空中分解も危ぶまれたりしていたのですが、少しずつ監督と選手が噛み合っていくのが見えてくるのが面白い。個性の強い選手がいるチームってのはやはり強くなれる素質があるんじゃないかなーと思いますねぇ。気持ちだけじゃ勝てないけど、気持ちもない選手なんてのは役に立たないだろうし。
正直、何でこれだけの選手が揃っていて、低迷していたのか分かりません。よほど監督に恵まれなかったのか??

あと、記者の書いた台詞がまた良いんですよねー。「達海の顔が試合を追うごとにいきいきとしてきている」から、今から本領発揮だと。見方によっては何の根拠もない台詞で、プロの書く文章としては確かに微妙と言えるんですが、面白い視点だなー。
そんなわけで、本領発揮が見られるかもしれない次の5巻が非常に楽しみですねー。

どきどき魔女神判!(1)
どきどき魔女神判!(1)
八神健、チャンピオンREDコミックス
【オススメ度:★★★★★★★★★☆】

八神健さん、やりすぎですww

原作はニンテンドーDSのゲームで、発売当時結構話題になっていた作品なんですが、プレイ経験はなし。まぁDSなので、タッチペンで幼女の体にタッチしてあれこれとかそんな意味で話題になっていたゲームだったと思うのですが、それを元ジャンプ作家である八神健さんがメーカー公認で漫画化。
やー、もう公認だからか、本当にやりたい放題で笑った。テラエロス。後書きに制作秘話書かれてましたが、メーカー側もガンガン押していたのか??

天使ルルによって選ばれた魔女神判員の西村アクジが言葉通り、魔女容疑者になった女の子たちに魔女神判なるものをやっていくのですが、その手口が毎回エロいというか何というか。もちろん、アクジの趣味ではなく、ルルの趣味なわけですが。。
とてもルルは天使には見えません。どこのセクハラ親父かとw

ルルが魔女神判を行う理由は、ゴッドマージョという困った魔女を見つけるためであり、それ以外の魔女には用はなし。ただ人手は欲しいということで、無罪になった魔女たちは片っ端から仲間にしていくのですが、中には男の子も。
まさか「あんなにカワイイ奴が女の子のハズねーだろっ!!」なんて台詞が飛び出してくるとは思わなかったww

あと、パロがかなり多め。ジャンプだとDBだったりキン肉マンだったり。他にも、もえたんとか初音ミクとか...etc
当然、SNKプレイモア許諾のネタもあったりで、ホントすごい作品です。このノリで2巻にも期待ですね!!

だめよめにっき
だめよめにっき
私屋カヲル、アクションコミックス
【オススメ度:★★★★★★★★★★】

今なら『こどものじかん』の作者という方が伝わりやすい作家さんでしょうか。
自身もまだ新婚さんである私屋カヲルさんが描く新婚夫婦の物語。

まぁ知る人ぞ知るというわけでもないのですが、私屋さんも『ちびとぼく』という四コマ猫漫画を長年描かれていたので、その手腕は見事というべきか。『こどものじかん』のような話題性には欠けるものの、面白い作品に仕上がってましたね。

この新婚さんが結婚してどれくらい経った頃なのかとか不明な点はありますが、何はともあれ、ヨメが可愛い!まだ20歳そこそこの若妻で、かなり見た目が幼い娘さん―――下手すれば、小学生でも通用する??―――なんですが、この子が本当にオット愛してるんですよねー。ある意味、オット中毒??(w
本編はカバーに描かれているようなデフォルメキャラで話が進められるんですが、各話の扉絵というんですかね?大体、ほとんどの四コマ作品が同じ作りになっていると思いますが、毎回1ページ目は四コマは1本しか描かれてなくて、残りの半分が一枚絵になっており、その一枚絵に等身大のヨメが描かれているんですよね。そのヨメがこれまた可愛い。相当な美人さんですよ。

個人的には、yome.4の裸(?)にワイシャツとかものすごくそそりました(ぁ

後半からはヨメにも団地内に主婦のツマコさんというお友達が出来るんですが、結構毒舌吐いていて吹いた。例えば、「『それは女捨てんな』って意味だよ」とか「メガネの女が珍しいんじゃなくて、メガネかけてる可愛い娘が珍しいんだよ」とか。ヒドス。
まぁ、このツマコさんもなかなかに面白キャラだったんですけどねー。彼女のYES・NO枕はアグレッシブすぎですwww

あと、よく分かるのはヨメが寝込んだときに、オットが買ってきた食料かなー。病人に何食わせる気だww確かに、普段家事を手伝わない旦那さんはこんな風になっちゃうんだろうなぁと思っちゃいました。今時は早々いない気もするけど。
やー、やはり私屋さんの四コマは最高だな。ということで、次の作品にも期待したいですね。

真空融接(上)真空融接(下)
真空融接(上)(下)
/びっけ、B's-LOVEYコミックス
【オススメ度:★★★★★★★★★★】

他人に力を与えないと生きていけない供給者と他人から力を与えてもらわないと生きていけない補給者という体質を持った国の物語。その力の伝達方法は唇。

ということで、その国において、唇にするキスは特別なもの。供給者と補給者は波長の合う合わないがあるそうで、3,4歳の頃にはパートナーを決められ、以後2人は一緒にいることが当然になるのだとか。

で、この作品で中心となって描かれたのは、アレクシとラエルという男同士のパートナー。まぁこの国でも同性のパートナーは比較的珍しいらしいけど、男同士のキスに嫌悪感は抱かれないと。
隣国からの留学生や学校の先輩・後輩、アレクシやラエルの両親など様々な関係の中で描かれていく二人のラブラブっぷり。結婚という制度のない国らしいので、子供を持たないまま同性のパートナー同士で歳を重ねていくことも幸せな結末なんでしょうね。この人たちにとってキスには自分の生き死にがかかっていて、パートナーとのキスは何物にも代えがたい快楽らしいので。

あと、下巻では本人にすら知らされていなかったアレクシの母親の話が。アレクシの父親であるフロランのパートナーは同性であり、上巻の時点ではアレクシも母親のことは聞いたことなく存在不明だったんですが、まさかあんなところで登場するとは。。これも一種の縁というんですかねー。アレクシに何も教えていなかったフロランはちょっと酷かったけどw
ま、そんなわけで、下巻のほとんどはアレクシの両親の話が描かれていましたけど、これがまた良かった。一緒には暮らしていなかったものの、愛されて生まれてきたんだなということがよく分かりました。
こういう親の出会いの話って結構好きかも。『赤僕』なんかも両親の話は好きでしたしねー。

一応、ジャンルとしてはBLに属するのかもしれませんが、非常に面白い作品でした。
こういう世界観なら男性同士であることに嫌悪感を抱く人も少ないんじゃないかしら。びっけさんの絵柄はかなり好みですし、他の作品も今後徐々に手を出していきたいですね。とりあえず、一緒に買った『JADE』はまだ読んでないけど。

虐殺魔法少女ベリアル★ストロベリー(1)
虐殺魔法少女ベリアル★ストロベリー(1)
倉藤倖+日日日、ブレイドコミックス
【オススメ度:★★★★★★★★★☆】

『ちーちゃんは悠久の向こう』などで知られるラノベ界の新鋭作家・日日日さん初めてのオリジナル漫画原作を、『わたしたちの田村くん』の漫画版を担当している倉藤倖さんが描いた作品。
タイトルから想像できるとおり、魔法少女漫画に分類されるとは思うんですが、その魔法少女は指名手配犯でした(笑

まぁどのような話かというと、妖精のいる空と人間のいる大地、悪魔のいる地底という三界の存在する世界の物語。本来、互いに干渉することなく、それぞれの世界に暮らしていた3つの種族ですが、10年ほど前に悪魔が大地に攻め込み、人間たちを支配してしまったそうな。。妖精たちはそれを良くは思っていないものの、直接悪魔に手出しが出来ないため、人間に魔法少女としての力を与え、悪魔たちと戦ってもらっていたわけで。。

で、その魔法少女として、妖精ジンが任命した相手が恐山京。魔法少女としての名前はベリアル★ストロベリー。
この京が何という悪魔に対していろんな不満を抱いていたようで、魔法少女として悪魔をボッコボコに出来ると分かった途端、狂喜乱舞。その勢いのまま、悪魔を殺してしまったものだから、さあ大変。悪魔も人間を支配しているという立場ではあるものの、法律上は国民と言うことなので、殺してしまったら殺人になっちゃうのね。。
そんなわけで指名手配犯になってしまった京(ジンも?)なんですが、根はいい子なので、今後どうなっていくのやら??なんかタチの悪そうな断罪天使とか言うのに狙われちゃったしねー。

個人的には、京のはっちゃけっぷりとかかなり好きなんで、もっとガンガンやらかして欲しい気も(w
あと、ジンのアホの子っぷりも好き。ホントは容姿端麗、頭脳明晰なはずなんですが、そんなの欠片も見えないしなー。小さくなってる分、余計にバカっぽいのかしら??オマケで、元の姿でのサービスシーンとかはありましたけど。。
それと、京たちに巻き込まれた平家和美という少女も登場してきましたし、2巻の展開に期待ですね。和美は剣士として花咲くのかしら。。

妹は思春期(10)(完)
妹は思春期(10)(完)
/氏家ト全、ヤンマガKC
【オススメ度:★★★★★★★★☆☆】

氏家ト全さんの初連載作であり、出世作となった『妹は思春期』もとうとう完結。

まぁ最終巻と言ったところで、やっていることはいつもと変わらず。
強いていうなら、小宮先生に恋愛指導されたせいで、変な方向に向かっていってしまった叶ミホが少しはシンジと近づけて報われたかなぁと。シンジとしては妹のカナミと同類ってことで、変態だからといって避けてしまうわけでもなかったですしね。
ある意味、シンジにはちょうどいい相手なのかも??シンジもM体質なので、その辺快感は得られませんかもしれませんが(ぁ

あと、唯一の良心は最後までアキちゃんがカナミたちに汚されず、良識を持った人間としていられたことですかね。
この作品に登場してくる女性メンバーは基本的に変態だったので。。中には金城のような性知識に対して無知すぎる人間もいましたけど、あれはあれで狙いすぎでしたからねぇ。。最後の方はほとんど登場してこなかったし。

そして、最終回は『濱中アイ』と同様にぱんつネタで終わりと。
全然最終回らしくない最終回で、シンジが非常に羨ましいことになっていただけと。ちょっと物足りなかったかなー。。

また、「妹はひまわり組」も今回で最終回を迎えていましたが、これも何というか。
ま、マナカちゃんが引っ越して、皆とお別れするという話を持ってきただけで、本編の最終回よりは最終回らしい話になっていたんじゃないかと。いつも通りといえば、いつも通りだったんですけどねw

まぁこれで今持っている連載はマガスペの生徒会モノだけになったと思うので、他の新連載に期待ですね。
そろそろ下ネタ以外の作品を描いてみてもいいんじゃなかろうかと思ったり。マガスペのがどんなんか知らないですが。

楽園の条件
楽園の条件
森島明子、百合姫コミックス
【オススメ度:★★★★★★★★★☆】

百合姫から、またも素晴らしい百合漫画が登場。作家さんは森島明子さんという方で、この方の作品を読むのはこれが初めて。過去の作品タイトルを見た限りでは、百合作品はこれが初めてなのかしら??
まぁ百合漫画といえば、女子高生など10代の少女たちを描いた作品が多いと思うんですが、この作品は「20娘×30乙女」など結構年齢層の高い作品が主でした。

上に書いた「20娘×30乙女」なんかはそのタイトル通り、30歳の女性が20歳の女の子の可愛さに悶え狂ったりする話が描かれているのですが、その30歳の恋愛模様が恋する乙女なんですよねー。20歳の女の子もキラキラしていて若さに満ちあふれているのがまた可愛かったり。
30乙女が20娘に悶々している様子なんてのも描かれていて、面白かったです。

他にも、学生時代から続く女の子たちの関係も。
伊藤沙里菜(サリー)というOLと、鷹見澄というフリーライターさんの物語。この2人の話が3本掲載されていたんですが、ホントいい話でした。元々、澄ちゃんがサリーに対し恋心を抱いていたようなんですが、この恋が実ったのは10年越し。当然、サリーの方は澄ちゃんの気持ちに気付いていなかったわけで、澄ちゃんの告白を聞いたときの「無神経なこといっぱいしてたよね?」っていうのはまさにその通りなんだろうなぁと。まぁこればっかりは気持ちを伝えていない方が負けなんですけどね。。決して責められる立場ではない。
それにしても、セックスして以降、澄ちゃんにべったりになるサリーが本当可愛かったー。

あと、「そして僕らは愛を目指す」というお話もあったんですが、忍(25歳)が僕ッコだった13歳の頃を見たいと思いました(w
ララァ先輩とか見た目はアレだけど、中身はいい先輩だったし、もうちょっと昔のエピソードを読みたかった気も。

どれも面白い作品でしたし、森島さんの次回作にも期待ですね。

くじびきアンバランス(2)(完)
くじびきアンバランス(2)(完)
小梅けいと+木尾士目、アフタヌーンKC
【オススメ度:★★★★★★★★★☆】

アニメ化もされた『くじアン』ですが、漫画の方もアニメと同じくらいの長さで最終回を迎えましたねー。
木尾士目『げんしけん』からのスピンオフ作品だったんですが、ホント出来のいいスピンオフに仕上がったかと。アニメの展開とは一部異なる部分もあったものの、十分楽しめました。

この2巻では、いづみちゃん初登場のお話やりっちゃんの誕生日パーティー、霧隠の裏切り者のお話など面白いお話が満載でしたね。
中でも個人的に好きだったのは、千尋ちゃんが惚れ薬を浴びた回かしら。。いつものごとくブラコン、もとい変態な姉ちゃんはさておき、薬の影響で素になってしまったりっちゃんとか、影響に抗おうとして抗えなかった副会長とか良かったわー。正直、あの2人のあんな場面がみれるとは思っていませんでしたので、あそこはアニメ版と変更してGJだったとw

あと、りっちゃんの誕生日パーティーでのりっちゃんと時乃のやりとりも結構好きだったかな。
りっちゃんが会長として壁を作ったように接しているのに対し、子供の頃から変わらず友達として接する時乃。千尋ちゃんの方はりっちゃんの壁に対し気後れしているようですけど、そんなのを微塵も感じていない時乃には尊敬すら抱くね。あの子のああいう部分は本当にいいと思いますわー。
だからこそ、りっちゃんも2人の間に入っていけなかったんだろうなぁと。難しい関係っす。

そして、最後の小牧と小雪の物語からエピローグ。
うーん、あの大輝の残した台詞はやっぱり事実なんでしょうね。。小牧はまだ当時小さかったから知らないにしても、大輝は多分幼いながらに疑問を抱き、成長する過程でその事実を突き止めていったんだろうと。小雪が悪い訳じゃないんですが、まぁ・・・ねぇ。。
正直、この作品にしては重い展開でしたけど、あれはあれで面白い展開にはなっていたかと。最後は千尋ちゃんがりっちゃんから会長の座を継いで終了と。その前に、入学当時の会長見習いになったりっちゃんも見れましたしね。

全2巻ながら、存分に楽しませていただきました。木尾士目さんは次回作、小梅けいとさんには現在連載中の『狼と香辛料』のコミカライズに期待ですね!!

はるいちばん
はるいちばん
萩尾ノブト、ジェッツコミックス
【オススメ度:★★★★★★★★☆☆】

『ユリア100式』で知られる萩尾ノブトさんの短編作品。
大学入学に伴い、遠縁の親戚の家に居候することになった1人の男の子のお話。
居候することになった先が4姉妹の住む家だったわけで、めくるめく淫乱の世界が開かれました(ぁ

まぁやってることはいつもと変わらないわけで、原作なしでもやっぱり萩尾さんは萩尾さんでした。よい意味でw
主人公の夏目一実は医大生なんですが、そんな一実に対し居候先である八重崎家の4姉妹はそれぞれ一実の気を引こうと体で迫るわけで。。なぜそのようなことをするのかというと、4姉妹の亡くなった父が町医者を営んでいたらしく、その病院が今は空きとなっているので、一実を婿にとって病院を継ごうとしているとか。
まぁ悪い見方をすれば、姉妹同士の醜い争いなんですが、決してドロドロした雰囲気はなく、むしろ馬鹿展開。いきなりコーヒーの付け合わせに自分のラブジュース持ってくる長女すみれとかめがっさ吹いたw
そんなすみれは初フェラの相手になったわけですが、他の姉妹も一実のとって初キスの相手だったり、初手コキの相手だったり、初エッチの相手だったりと、初体験のオンパレード。居候している限り、性生活には困らなさそうです。その前に体が保たなくなるかもしれませんが。。(苦笑

また、一実が通っている大学のサークルのお話も。
これが異様なほどまでに常識を知らない連中の集まりだったんですが、ルールもろくに知らないまま王様ゲームとか始めちゃって大変なことに。いきなりワカメ酒とかやり始めるからなー。他にもいったいどんなゲームをやったのか、気になって仕方ないです。。
唯一、同学年のメンバーである浅利さんとか天然すぎて酷かったしなー。部長さんなんかは見た目は結構な美人さんなのに勿体ないというか何というか。

まぁほかにも常識はずれの淫乱生活が目白押しで、笑わせていただきました。
物語としてはちゃんと区切りのある終わり方にはなっていなかったですが、まぁ4姉妹との関係はまだまだ続くと行ったところで終わりましたね。暇があれば、続きも描いて欲しいかもしれない。例えば、四女の処女をプレゼントされるときのお話とか(ぁ

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