漫画感想日記08: 2008年1月アーカイブ

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朝霧の巫女(5)
朝霧の巫女(5)
宇河弘樹、YKコミックス
【オススメ度:★★★★★★★★★★】

我が子を愛しすぎたがための悲劇。

ということで、『朝霧の巫女』が数年ぶりの登場と相成りました。
連載が終了してからも1年くらい経っていると思うんですが、ホント4巻が出てからが長かった。。まぁどうやら連載中は結構意味不明な展開になっていたらしいので、現在物語の再構成を行いながら単行本作業をしているとかで、全9巻で完結するとのことですが。。ちなみに、6巻の発売は未定orz

ま、先の話はともかく、尋が山に連れ去られた結果、物語は急展開へ。
尋がこうなることは、ずっと予測されていた事態だったのでしょうね。。すべては尋の生まれに所以するか。

ということで、尋が生まれる前の話から、コマさんの過去が描かれてるのですが。。。
まぁ結局はコマさんもあやかしでしかなかったということですか。確か、コマさんと天津の話は別の短編で描かれていたと思いますが、あの後コマさんがどのようにして子供を産み、孫にまで恵まれたのか。。
コマさんにとっては天津と生き別れた後、再び幸せを得られた時間に間違いはなかったのでしょうが、その幸せを渇望しすぎたが上に不幸に堕ちていったという感じ。自分の息子である忠寿と孫の忠尋を愛しすぎたがために、前を見ることが出来なかったというべきか。悲しすぎる悲劇。

しかし、この先、どう展開していくのかしら??
今のコマさんを見る限り、誰か押さえがいないと、同じことの繰り返しになりそうな気もしますしねぇ。。尋を本当に救うことが出来るのは、他の誰でもない柚子だけでしょうけど、はてさて。尋は尋で、どこかの精神世界のようなところで過去を知っているようですし。
この先の展開に期待して、6巻を首長くして待っていたいですね。

ささめきこと(1)
ささめきこと(1)
いけだたかし、MFコミックス アライブシリーズ
【オススメ度:★★★★★★★★★☆】

アライブ連載の百合漫画。
百合というだけで購入を決めたのですが、非常によい作品でした。

主人公の純夏(♀)は親友の汐(♀)に片思い中。
その思われ人の汐は「かわいい女の子が好き」と公言しており、幾度となく女の子を本気で好きになっていたレズっ娘なんですが、純夏のことは自分のタイプとは違うと言い切っちゃっているので、さあ大変。

汐は純夏の気持ちに全く気付いてないし、彼女のことはノーマルだと思っているので、結構残酷なことを言っていたりするんですよねー。無自覚って怖いなぁというかなんというか。。
正直、第三者としては、純夏を見ていると可哀相で仕方ないです。まぁ汐と親友であるという今の関係を壊したくないため、告白に持っていけない純夏も悪いというか度胸が足りないんですが。。ま、、、それは仕方ないか。一度は告白しようと頑張ったこともあるんですし。
ただ、汐の言葉に何度傷付けられても、汐の前で一喜一憂している純夏を見るのは楽しくも。本当に汐のことが好きなんだなぁと分かります。自分たちと同類であることに気付いた連中(朋絵と当麻)に巻き込まれて、楽しそうですしね。

何となく、この辺の作風というかノリは犬上すくねさんとか林家志弦さんを思い出してしまいますね。
まぁこの同じレズ同士でありながらも報われない恋がどう変化していくのか、それを楽しみにしていたいです。純夏も結構バカな子というか、肝心なところで足りてないようなキャラですしねw

eensy-weensy モンスター(2)(完)
eensy-weensy モンスター(2)(完)
/津田雅美、花とゆめコミックス
【オススメ度:★★★★★★★★★★】

大っ嫌いな怪物を自分の中に飼った七花ちゃんの物語もこれで完結と。
前作の『彼氏彼女の事情』が全21巻という長編だったことを考えると、ちょっと短いのは物足りないかも??まぁカレカノ読んだことないんですが。。アニメも見たことないですし。

まぁそれはさておき、七花ちゃんと葉月くんとの関係が良好になり、恋を自覚していく展開となるのがこの2巻だったわけですが、ホントに七花ちゃんが可愛いこと仕方ない。周りが濃ゆすぎたせいで地味なキャラに見られていた彼女ですけど、何気ない行動が本当に可愛い女の子ですよ、全く。
そんな七花ちゃんに対する恋心を自覚した葉月くんもまたウブというか何というか。。女の子に好かれることはあっても本当の意味で好きになったことはないので、どう接したらいいのか分からないんでしょうね。。

そして、葉月くんに告白されて以降、徐々に打ち解けていく七花ちゃんがさらに可愛いこと仕方ない。
この子の小悪魔っぷりはホントいいなー。無自覚なあたり余計に怖いけど、男としては好きな相手にあれをやられたら辛抱たまらんよ。。よく葉月くんも自制できたというか、突っ走ることなく大人の対応が出来ましたね。その辺はさすがに女の子にモテまくっていていた王子だけのことはあるか。

最後は2人の関係も綺麗にまとまって、良い物語でしたね。
全2巻で、1年間の出来事を丁寧に描いてきた結果か。。本当に面白い作品でしたし、津田さんの次回作にも期待ですねー。機会があれば、カレカノもそのうち読んでみたいですね。はー、ホント惚れ惚れするわ。。

Dear Monkey 西遊記(6)(完)
Dear Monkey 西遊記(6)(完)
/白井三二朗、シリウスKC
【オススメ度:★★★★★★★★☆☆】

白井さんオリジナルの西遊記漫画もこれにて完結。

子供に戻った孫悟空に身柄を囚われ、記憶も消されてしまったテンテンを追いかけてのゴクウの旅がメインとなった最終巻。ゴクウと一緒に、ゴジョウやハッカイも僧兵軍団と手を組み、妖族追討作戦を立てるという展開。
オリジナルである孫悟空と、その髪の毛一本でしかなかったゴクウの戦いも、孫悟空VS孫悟空になっていったわけですが。。

まぁ読んだ限りではやっぱ打ち切りなのかなーと思わずにはいられない展開の早さでしたね。多分、5巻の終わりか6巻の始まりくらいの段階では、もう終わりまでの回数が決まっていたような印象ではありますが。展開が早かっただけで、唐突な終わり方ではなかったので。
本来、孫悟空と戦うまでに立ちはだかるであろう妖族十二傑の連中が次々に登場しては消えていきましたからねー。5巻までに登場して消えていった連中の方が登場回数は多かったw
とはいえ、ゴジョウやハッカイの因縁の対決も描かれ、悪くはなかったかしら。最後くらいは名誉挽回させてもねw

最後は、孫悟空に楯突くものが全て終結し、力を合わせて倒すと。
それにしても、妖族側のあのキャラが内通者であるとは想像もしてなかったですわ。。確かに、言われてみれば、そういう怪しさも存在していたとは思いますけどね。結局は、全て掌の上の出来事でしかなかったということか。孫悟空の存在も含め。
まぁ元の話を考えれば、掌の上ってのは当然か。。

個人的には結構好きな作品だったということで、白井さんの次回作にも期待。出来れば、前作『ジョバレ』みたいな熱い漫画を読みたいですね。一風変わったラブコメとかも面白そうですがw

Kiss×sis(2)
Kiss×sis(2)
/ぢたま某、KCデラックス
【オススメ度:★★★★★★★★★★】

えっちなのはいけないと思います!

今回も圭太とあこ姉、りこ姉のエロ過ぎる関係が延々と描かれてますねー。
圭太も受験生のくせにというか何というか。。そもそも圭太って、まだ中学生なんだっけ??心底自重しろ。

それにしても、ホントこれは勃つね!(ぁ
姉貴たちはどっちもエロいんですが、りこ姉の方が直接的にエロくて好きです。こたつの中でのあれこれとか、一緒にトイレに入ってからのあれこれとか、バレンタインデーにリップ型チョコをもらってあれこれとか。。圭太がもっとダメな男だったら、とっくの昔に一線越えていてもおかしくないと思うんですが。。
まぁ一線を越えない理由の1つは、多分姉貴たちが双子からでしょうが。。どっちも圭太のことが好きだけど、どっちかに抜け駆けされることを極端に嫌っているので、最後のところで毎回妨害されている。。その焦らされっぷりが見ているこっちとしては堪らなかったりもするわけですが(w

あと、あこ姉もどんどんむっつりっぷりが。。この子は何ていうか妄想が激しいw
大いにりこ姉に影響されている部分もあるんだろうなぁ。陰毛を入れたお守りとか、2人で疑似セックスとか。。。
ホント、こういう姉を持つと、圭太としては苦労の連続でしょうけど、全然同情はしないなぁ。実際にこんな姉弟いたら、心底嫌だけど。

3巻では更なる境地に達するのか、かなり楽しみですね。受験を前に、どこまで姉に溺れていくのか。。
次が出るのが半年先か1年先か不明ですが、悶々としながら待っていたいと思います。

ふたつのスピカ(13)
ふたつのスピカ(13)
/柳沼行、MFコミックス フラッパーシリーズ
【オススメ度:★★★★★★★★☆☆】

大切な仲間の死、その後。

宇宙飛行士としての夢を真っ先に叶えようとしていたシュウの唐突すぎる死。何という悲しすぎる展開だろうか。
あれだけ精密な検査をしても尚見つけることが出来なかった謎の病気。シュウの母親も同じように原因不明の病気で亡くなっているということで、悪性の遺伝病であるのは間違いないと。。
多分、シュウもどこか予感めいたものはあったと思うんですが、まさかこうも早く死に至ってしまうとは。発症して、すぐのことだったみたいですからねぇ。。まぁシュウの最期の表情を見る限り、彼も自分の人生に後悔なく旅立っていけたとは思いますが。。

そして、残されたアスミたちが聞いたもう一つの衝撃。
それはマリカちゃんの病気もシュウの病気と同じものであるという事実。ずっと昔から、あの病気に対する治療薬の研究が続けられているものの、未だその特効薬は存在せず、いつ自分もシュウと同じようになるか分からないという。。ただ、それでも最後まで後悔することのないように走りきりたいと強く願うマリカちゃん。
そんなマリカちゃんに近付く、マスコミという不穏な影。確かに、本当にマリカちゃんがもう1人のマリカちゃんのクローンならば、それは許されることではないけど、だからといって今のマリカちゃんに罪はないし。。この辺の話って結局まだ明らかになっていませんでしたよね、確か。

残されたメンバーも最後の課外授業が近づいてきていると言うことで、その前後に何か一山ありそうですね。。そろそろ獅子号事件のことも何かしら描かれると思いますし。まだまだ今後の展開が楽しみということで、14巻が待ち遠しいですね。

学園創世 猫天!(3)
学園創世 猫天!(3)
/岩原裕二、チャンピオンREDコミックス
【オススメ度:★★★★★★★★☆☆】

双籠の結界を巡る人間と霊獣の戦いが本格的にスタートという展開。
千年前に姫と白雪によって、封印されていた火焔と呼ばれる猫の霊獣がとうとう甦ったと。100年前に用意された筋書き通りに。

読めば読むほど、この作品は気持ちいいくらいに少年漫画してるなーという感じがします。
霊獣と呼ばれる存在が一体何なのか、また双籠の結界の中に学園を作った桟道阿騎隆の本当の目的とは。桟道の預言では6組だったはずの"対の者"に何故ユミとカンスケという7組目が現れたのか、その全てがようやく明らかになりましたね。何となく、7人のうちの誰が怪しいかは想像付いていたんですが、そういう展開に持っていくのねという感じでした。少なくとも、私が疑っていた時点では全然疑う余地はなかったのね。。多少仲間に隠している部分はあっただろうけど、裏切りたくて裏切ったわけじゃないんだし。桟道がどこまで預言していたかは不明ですが、まさか"対の者"として選ばれた人間の1人を火焔の依り代として利用しようとは。。
桟道の目的についてはまだ不透明な部分もあるか。霊獣と合意の上で、今回の戦いを仕掛けたようですが。。

また、火焔が人間に復讐をしようという理由も描かれましたね。
人間と霊獣という本来相容れぬ関係に、共存という道を模索し始めたのが火焔。しかし、人間はそんな火焔を裏切り、双籠の地に封印したと。まぁ火焔や他の霊獣たちが人間を恨むのは当然といえば当然か。火焔はその結果として、自分の種にまで裏切られることになったのですし。。
ある意味、一番の被害者。

しかし、これで"対の者"6組と火焔以下5匹の霊獣との戦いが結界の深部にて繰り広げられていく展開になるのかしらね。
全ての霊獣が閉じ込められた世界と、今の人間たちが住む世界。その間に存在する双籠の結界の本体。この調子だと、そんなに長い展開にはならないと思いますが、4巻の発売が待ち遠しい。最終的には、やはりカンスケと火焔の戦いがメインとなってくるだろうから。

魍魎の匣(1)
魍魎の匣
志水アキ京極夏彦、怪コミックス
【オススメ度:★★★★★★★★★☆】

京極夏彦さんの京極堂シリーズを『夜刀の神つかい』『幻想水滸伝』などで知られる志水アキさんが漫画化。
原作は当然のように未読であり、京極さんの作品に触れることすら初めてだったり。なのに、購入しようと思った理由は単純に京極さんの作品に興味があったというのと、志水アキさんのファンであったということですかね。

まぁそんなわけで前知識なしの状態で読んでみたのですが、物語の複雑さに引き込まれていきました。
はっきり言ってしまえば、謎が多すぎて、現時点では全く理解不能なんですよね。。京極堂シリーズではあるものの、その京極堂自身は最後の1シーンにようやくその姿を見せたくらいで、物語には全く関わってきていないですし。
京極堂に関わりのあるところだと、妹の中禅寺敦子という編集者と友人である関口巽という作家が登場してきているくらいで、京極堂が何者であるかという描写はほとんどなし。唯一、"陰陽師"であるということが描かれていたくらいですかね。まぁそんな彼が、この物語にどう関わっていくのか、非常に楽しみです。

そんな京極堂が今後関わるであろう事件が、加菜子という少女の飛び込み自殺未遂事件と謎のバラバラ殺人事件でしょう。
この2つの関連性は今のところ不明ですが、加菜子は何故飛び込み自殺を図ったのか、また奇跡的に助かった彼女の元に届いた誘拐予告状とは何なのか。全ては加菜子の生まれと今の生活に関わってくるんでしょうけど、全然見えてこない。
加菜子の姉を名乗る元女優の柚木陽子、加菜子の親友であり加菜子が飛び込む瞬間を目の前で見た楠本頼子、加菜子の事件とバラバラ殺人事件に関わっている刑事の木場。。この3人が今後のキーになってくるんでしょうが、はてさて??一応、頼子の証言で、加菜子は自殺ではなく何者かに突き落とされたということになっていますけど、加菜子に心酔していた彼女の証言がどこまで信用できるのか。
頼子も相当イカれているしなぁ。。あそこまで変化すると、最早恐怖ですね。

匣に入れられた人形(死体?)ってのも一体どう関係してくるのか不明ですし、早く2巻を読みたいですね。続きが気になって仕方ないです。原作ファンも納得できるくらいにしっかりと描かれているようですし、本当に楽しみ。

キミキス~various heroines~(3)
キミキス~various heroines~(3)
東雲太郎エンターブレイン、ジェッツコミックス
【オススメ度:★★★★★★★★★☆】

今回のヒロインは祇条深月。

ということで、単なる一般庶民の相原と典型的なお嬢様である祇条さんの身分違いの恋がスタート。
まぁ2人の出会いのきっかけは、階段で相原が柊とじゃれ合っているときに、偶然ぶつかってしまったというもの。しかも、ただぶつかったわけじゃなくて、ぶつかった場所は唇だったという妄想でもあり得ない展開が(ぁ

そんな出会いをきっかけに、相原は祇条さんに興味を抱き、2人は急速に惹かれあっていくと。
元々、男友達のいなかった祇条さんからしてみれば、自分に接してくる異性は相原くらいのものでしたし、ある意味難易度は低かったのか。いくら許嫁がいるとしても、親同士が決めた許嫁であの歳になっても一度も会ったことがないような人間だし。いくら祇条さんが父親のことを信用していたとしても、自分の気持ちに嘘は付けないと。。

それにしても、この作品は相変わらずエロいなー。
ディープキスもさることながら、相原に耳を噛まれる祇条さんもエロすぎでした。つうか、普通耳噛むか??噛まないだろう。童貞と処女が。
ホントに面白いシリーズに仕上がっていることで。次の二見さん編も楽しみです。

また、今回は番外編ということで、川田先生のお話も。
これも1話という短い話ながらも、いい出来で楽しめましたね。何故、これでキスより先に行かないのか、心底悔やまれます(ぁ

CLOTH ROAD(5)
CLOTH ROAD(5)
okama+倉田英之、ヤングジャンプコミックス
【オススメ度:★★★★★★★★★☆】

ガーメントがロイヤルカストラートを壊滅状態に追いやったその後。
ファーガスとジェニファーは、カピスルに連れられてユニイズムへ。

まぁそこで脅しという名の誠意に満ちた交渉で、ユニイズム専属のデザイナー&トップモデルに誘われるわけで。。
ユニイズムの服は世界市場の88%の普及率を誇っているそうで、ユニイズムにいれば全てが分かるというような文句で誘われているわけですが、ファーガスは自分の足で世界を見回ることに意味があると誘いには乗らないと。そこに生じた亀裂がどう影響してくるか。
最初こそ結構腰が低そうに見えたのに、ファーガスが話を断った途端本性を見せ始めましたからね。ま、結局はロイヤルカストラート亡き後のトップブランドの地位を狙った戦略の1つということか。それほどまでに2人の実力を買っているというのは間違いないでしょうけど。

とりあえず、ジェニファーとカピスルがトライアスロンで勝負をして、決着を付けるということに。
それぞれの服を作るのはファーガスと、ユニイズムのデザイナーであるチャコということで、ユニイズム側にとっては国を賭けた勝負にもなるわけですね。普通に考えれば、ジェニファーが苦戦しつつも勝つというのが王道だと思いますが、さてそう上手くいくのか??
個人的には、チャコも結構好きなキャラなので、このままユニイズムに残ってチャコと一緒にデザイナーとして実力を伸ばしていくファーガスも見てみたい。もしくは、チャコがユニイズムを裏切って、外の世界に旅立ってみるという展開でもいいけど。

何はともあれ、結構面白い展開になってきたので、ガーメントが準備している間にどれだけファーガスたちが頑張れるか楽しみですね。
まだ見ぬ世界もありますし、その辺も期待。結構、okamaさんのお遊び的作画も目立つし、6巻も待ち遠しい。

おまかせ!さやなのもえろ部
おまかせ!さやなのもえろ部
水兵きき、電撃コミックス
【オススメ度:★★★★★★★☆☆☆】

初単行本がものすごく話題になった水兵ききさんの2冊目の単行本。まぁあれは読んだことはないので、どんな作品だったのか知らないんですが。
今回はガンガン系から電撃系へ移ったということで、規制は緩くなったのかしら??結構ギリギリなところまで挑戦しているように見えますw

タイトルにもあるように、この作品はもえろ部という部活の活動を描いた作品ですね。
もえろとは本当は萌エロのつもりらしく、元はお手伝い部という名称で、所謂なんでも屋的な活動をしているようで。まぁ仕事募集のポスターに「お色気なお仕事でもOK」と書かれていることから、周りからはエロい部活だと思われているそうですが。

そんなわけで、ほぼ全編通して、お色気満載ですね。
ヒロインのさやながドジっ娘属性を持っているので、完全に1人でエロ担当になってるし。元々流されやすい性格みたいですし、はっきり言っていいように利用されまくっています(笑
まぁ基本的に微エロ展開が目白押しで、内容はないに等しいかしら??基本的には1話完結で、前後の物語に繋がりがあるわけではないので。

一応、さやなには気になる男の子・高宮くんってのもいますけど、いい目を見ているだけでフラグ成立にはほど遠いかな。。この辺の関係に進展が見えてくれば、エロラブコメとしても楽しめるかも知れませんがねー。
まぁ2巻がどうなるかは分かりませんが、エロシーンがもっと過激になっていくことに期待(ぁ

狐とアトリ 武田日向短編集
狐とアトリ 武田日向短編集
/武田日向、角川コミックスドラゴンJr.
【オススメ度:★★★★★★★★★★】

『異国迷路のクロワーゼ』の武田日向さんの短編集。
発売されたのは去年の6月頃なので、結構前の作品ですね。当時は気になりつつも買っていなかったんですが、改めて買ってよかったなと思います。

メインとなるのは表題作となる「狐とアトリ」なんですが、これがまたよい話で。まぁ狐ってことで、人を化かすという話があるのですが、これは優しくも残酷な嘘というべきか。
あと、アトリを名乗る少女が心底可愛かったです。こんな可愛かったら、姉が甘やかす気持ちも分からなくはないかも。
それと、子狐も可愛かったなー。結構リアルに描いていて尚可愛いって、ホント武田さんは絵が上手すぎる。。

また、「ドールズ・ガール」は今回収録の中で唯一読んだことある話でした。多分、ドラゴンエイジPureの創刊号に載っていた話か。
女の子2人の友情物語なんですが、心が和むというかなんというか。。全くタイプの違う2人が入院先の病室で相部屋になるところから生まれた友情なんですが、この2人のタイプって『GIRL FRIENDS』と似てるかも。片方はおとなしめで、片方は活発と正反対に見える子たちの友達関係って、見ていて楽しいので好きです。

残りは前作である『やえかのカルテ』の番外編でした。
本編読んだことないんですが、女の子いっぱいで楽しそうな雰囲気が出てましたね。そのうち、機会があれば、本編も読んでみたいですね。
やー、武田さんの作品はホントどれも絵が綺麗すぎて魅了されます。イッキにファンになりましたよ。

烏丸響子の事件簿(6)
烏丸響子の事件簿(6)
コザキユースケ+広井王子、バーズコミックス
【オススメ度:★★★★★★★★☆☆】

東北での独立国建国を目論む加納。
そのために、核兵器という最悪の武器を引っさげ、東京の住民を人質に中央政府を脅すという手段を取るわけで。。
加納が東北国家建国を目的としているのは間違いないんですが、その理由はどこにあるのか。東北のじいさんたちは加納の言葉を信じて、行動していたみたいですしねー。あの男、どこまで信じられるのか、さっぱり分からない。。

その一方で、O.O.Oは鬼と交戦中。
3匹の鬼を相手に戦闘を続けた結果、O.O.Oはほぼ全滅。主な戦力であった杉浦と芝田が重体になってしまい、もう戦力としての立て直しは不可能かしら。鬼側は2匹は別の場所へ移動し、結局倒せたのは1匹だけですからね。。

で、残った響子と熊野が加納の母親に会いに行った後、加納捜索の任務に当てられると。
加納がいる場所へ向かう途中で、O.O.Oを壊滅に追いやった鬼が再び登場。響子の一族を知る、五百蔵を名乗る鬼。東北の鬼ではなく、戦いのためだけに京都からやってきた鬼だそうで。。常に一緒にいる仁磨楽ってのも同じなのかしら??
まぁその辺は不明ですが、響子も元は同じ京都の鬼らしく、烏丸一族の過去が五百蔵の口から語られるわけで。。その口からは内田の話も。

内田といえば、加納側にいた鬼だったはずですが、多分加納のやろうとしていることには興味ないんだろうなぁ。
色々とゴチャゴチャしてきましたが、加納、そして内田を倒せば、響子の事件簿は終わりになるのかしら。人間側としては加納が落ちれば、一安心でしょうし。
あと、熊野は後輩の仇である京元と一騎打ち中ですし、こっちも決着間近でどうなるか。
このまま、クライマックスまで一直線かしら。7巻にも期待。

かりん(13)
かりん(13)
影崎由那、角川コミックスドラゴンJr.
【オススメ度:★★★★★★★★★☆】

今回の見所は何といっても、冒頭のかりんの異常なまでの可愛さでしょうか。
初めてのキスから雨水に血を与えた後、彼の胸元に嬉しそうな表情で、すりすり顔をくっつけているかりんがマジ可愛すぎて悶えました。
その後もしばらく雨水とのファーストキスを思い出しては、顔を真っ赤にしてボーッとして!!

でも、そんなかりんの幸せも一時のもの。
友里耶のおじさまがかりんを、プシュケーの血を求めて、とうとう動き出したのだから。。
プシュケーの血を与えられることによって、絶滅の危機に瀕したヴァンパイア一族は子宝に恵まれるようになるという、まさに滅びかけたヴァンパイアにとっては奇跡とも呼べる存在。確かに、一族すべての命とかりん1人の命を秤にかければ、どっちが重要視されるかは分からないではないですが、それにしたって。。生まれたその時点で、不幸を背負って生きてきたようなもんですか。
血を体外に出す度に、かりんは少しずつ寿命を縮めていっているわけですからね。ヴァンパイアは本来何百年と生きることが出来る存在であっても、プシュケーはその限りにあらずということか。もしかすると、普通の人間ですら短命といえる年齢までしか生きられないのかも??普通の人間並みの寿命なら、ある意味かりんにとっては幸せなのかも知れないけど。。

ま、後半はずっと泣きっぱなしのかりんでしたが、果たして雨水やマーカー家の助けはやってくるのか。
ブラウンリック家というヴァンパイアのリーダー格の家にまで行くわけですから、ただ事で済まないのは間違いないですし、どうなることやら。。雨水にしか見えていないかりんのような女性の存在や、煉と杏樹の件も謎ですしねぇ。
次の14巻で完結ということで、最後くらい不幸体質のかりんが幸せになってくれることに期待。

ひぐらしのなく頃に怪 現壊し編
ひぐらしのく頃に怪 現壊し編
鬼頭えん竜騎士07、角川コミックスA
【オススメ度:★★★★★★☆☆☆☆】

ひぐらし漫画のオリジナルストーリー3作目。
絵師を担当するのは『鬼曝し編』を描かれた鬼頭えんさん。その繋がりのためか、前作の番外編となるストーリーが半分くらい占めていました。

まぁそれはまだいいとして、『現壊し編』は全3話で、詩音の通う学校で起こった事件がメインとなって展開されていたのですが、中途半端すぎる終わり方に絶望した!!

はっきり言って、事件そのものの謎は何も解決しなかったというか、何が事件だったのかすら分からない状況です。。短い物語の中で、2人も死人が出ていましたけど、あれは結局何だったんだろうか。。
詩音が自分と同じ境遇と思っていた瑞穂なんですが、その境遇ってのは単なる瑞穂の妄想でしかなかったようですし、何がしたかったのかも不明。。本当に詩音は瑞穂が祖母に殺されそうになったという事件を信じていたのか、またあのシスターも信じていたのか??
キャラも無駄に何人か登場してきていましたけど、1回登場しただけで終わっちゃいましたからねー。
考えれば考えるほど、意味不明でしたorz

始まりは悪くなかっただけに、正直勿体ない。
続き描いて、綺麗に終わらせてくれればいいのになぁ。。これで終わると評価下げざるを得ないですよ...

また、『鬼曝し編』からは2本収録。
「裏返し編」「after」というタイトルだったんですが、裏返し編はまぁどうでもいいや(苦笑
もう一つのafterの方はそれなりにマシな展開だったかな。完全に後日談となっており、前作を持っている方ならそこそこ楽しめるかと。逆に言えば、前作を知らないと楽しめないと思います。

ま、今回の作品は過去のひぐらし漫画の中では一番オススメできないですかね。。
ひぐらし漫画のファンというならいざ知らず、何も知らない人が手を取るのは止めた方がいいかと。

ひぐらしのなく頃に解 目明し編(3)
ひぐらしのく頃に解 目明し編(3)
方條ゆとり竜騎士07、ガンガンWINGコミックス
【オススメ度:★★★★★★★★★☆】

こちらは、詩音が壊れる物語。

まぁ綿流し編と対になっている物語でもあるので、詩音と一緒に祭具殿に入り込んだ圭一が追いつめられていく様の裏も見えますね。。お魎さんを殺し、魅音を幽閉して以降、一人二役として行動し始める詩音は「オヤシロ様の祟り」のシステムを知るために、圭一というエサを追いつめていくわけで。。
綿流しの番に詩音にあったかどうかを聞いて、圭一を恐怖のどん底に叩き落とした後の詩音の表情は怖すぎですよ。。どこの夜神月かと(違

まぁもっと怖かったのは、公由の村長さんに牙を剥いたときですけどね。
見開き丸々使っての詩音の激怒の表情。その後もものすごい怒りの表情で、最早詩音としての原型がなかった。。

それにしても、村長さんも閉じ込めて殺しかけたり、梨花ちゃんにも牙を剥く詩音はホント壊れすぎ。。
まぁ魅音も村長さんも「オヤシロ様の祟り」の真実は知らないですからねー。お魎さんだけが全てを知っていると誰もが思っているだけで、誰もそれが本当かどうかを確かめようともしていませんしねぇ。。一体となって、口を噤むだけ。こういう土壌が出来上がっているということは、想像以上に怖いですね。。

最後には、詩音が梨花ちゃんに襲われる場面で終わるわけですが、あれって多分詩音のための行動なんだろうな。。
決して、富竹さんが殺された薬とは別物。ただ、まぁあの後の展開がどうなるかは何となく知っていますけど、4巻はどう終わるかしら。。元々、魅音は詩音のものだったという台詞も気になりますし、その辺のネタバレがあると嬉しい。。アニメじゃ、そこは完全にカットされてましたからね。

ひぐらしのなく頃に解 罪滅し編(3)
ひぐらしのく頃に解 罪滅し編(3)
鈴羅木かりん竜騎士07、ガンガンコミックス
【オススメ度:★★★★★★★★☆☆】

レナが壊れていく罪滅し編も後半戦に突入。

原作未プレイでも、アニメで皆殺し編、祭囃し編を見てから、改めて漫画を読むと印象が変わってきますね。。
レナが鷹野さんのスクラップノートに影響されて、寄生虫説や宇宙人説を圭一に説明していくんですが、裏を知ると本当に巧妙なことで。。レナを付け狙っていたと思われる白いワゴン車。小此木造園を名乗る造園業者の正体、あれが園崎家の特殊部隊じゃないのは本当だとしても、それで全てがレナの妄想であると片づけるのは間違いなんですよねー。

園崎家の裏の権力を隠れ蓑にした本当の黒幕の行動。上手すぎる。
真実と虚構の混ぜ具合が最高すぎるんですよね。。園崎家の雛見沢における黒い噂に、誰もそれを否定しないという事実を考えると、レナの勘違いも分からなくはないんですよね。。あの疑心暗鬼の状況では、仲間を信じろと言われる方が正直難しいですね。。
大石さんのいらん世話のせいで、圭一の過去も知ってしまい、ますますレナは孤立していくばかり。

その一方で、レナに過去の事件を隠していたことを非難された圭一は魅音たちに秘密を暴露し、ますます仲間としての絆を深めていくと。
そして、とうとう別の雛見沢での記憶を思い出してしまう。。今のレナのように、疑心暗鬼になって魅音やレナのことを信じられなくなった挙句に、2人を殺してしまったという事実を。
梨花ちゃんは圭一が自分の行動を思い出したということに驚きつつ、共にレナを救うために動き出したと。

4巻は罪滅し編の最終巻となるので、一体どういう結末になるのか楽しみですね。今年の6月頃か、待ち遠しい。

おおきく振りかぶって(9)
おおきく振りかぶって(9)
/ひぐちアサ、アフタヌーンKC
【オススメ度:★★★★★★★★☆☆】

桐青との接戦が終わり、今回はどちらかといえば落ち着いた展開でしたかね。
一応、3回戦も始まりましたけど、まだ序盤でそこまで熱くなる展開ではなかったので。

とりあえず、今回のメインは桐青に勝った西浦をマークするチームが出てきたこと、また西浦の3回戦の相手となるチームの2回戦ってところかしら。
桐青を気にしているのは美丞と呼ばれるチーム。どうやらコーチが元桐青の選手のようで、西浦のことをダークホースとして警戒し始めたというところですかね。後輩である桐青の元キャプテンに、いろいろと西浦のことを聞いてましたし。
まぁ実際に西浦と美丞が当たるのは5回戦あたりのようなので、今はまだ気にしないということで。。

注意しないといけないのは、3回戦の相手となった崎玉。
このチームははっきり言ってしまえば、完全に1年生1人に頼ったチームであり、レベルとしては1回戦で消えてもおかしくないチーム。ただ、1,2回戦を接戦の末勝ち上がってきたチームなので、波に乗っているところはあるかなと。部員の人数的には西浦と大した違いもないし、油断していると足下掬われること間違いなし。

その崎玉の軸になっているのが佐倉という選手なんですが、これまた扱いにくそうなキャラで。。(苦笑
三橋と比べればマシなんでしょうけど、結構マイナス思考というか過剰反応するタイプみたいですねー。コイツ1人を警戒していれば、負けはないに等しいということで、阿部はエグイ戦法を取ってきたり。コールド勝ちを目指すためとはいえ、ランナーなしの1打席目から敬遠とかぶっちゃげ健全な高校野球とは思えませんw
ただ、相手もこのまま終わるとは思えませんので、どこまで奮闘するかどこが楽しみですね。本気で上を目指しているチームではないとはいえ、3年生は負ければ最後の試合なわけですから。
10巻が出るのがいつになるかは分かりませんが、試合の続きが楽しみです。

少年よ耽美を描け(1)
少年よ耽美を描け(1)
/ミキマキ、ウンポコ・コミックス
【オススメ度:★★★★★★★★★★】

みずみずしいパセリには勝てません。

まぁ非常にモテる少年である新葉芹がBLにハマった彼女にフられるという展開から始まる本作品。
「BLって何?」というところから芹はBLに興味を持ち、それが何たるかを知り、じゃあ自分でBL漫画を描こうと血迷った発言をし、それを実行していくのですが、やーこのセンスは見事としか。

人間以外の攻め×受けを語っていく場面が多々あるんですけど、正直あれは理解できない。。理解できないというか、判断が出来ない。リアルの人間を見ても、受け攻めは分かるほどレベル上がっていないというのに。
いろんな意味で、芹のセンスは最高だと思うんですよねー。みずみずしいパセリとか、その極みではないでしょうか。
何だかんだで、彼に巻き込まれていく面々も素晴らしい。生徒会長の嶺良とか、何故かバンドやってるくせに絵が上手い潮とか、姉貴が腐女子な小清水とか。

確実に、女<(越えられない壁)<BL漫画になっていく面々が本当に素敵すぎる。毒されすぎw
潮はまだ健全な方なんですが、芹とか嶺良とか心底酷い。潮も可哀想なことにバンドメンバーを使ったBL漫画を自ら描かされて、何を間違ったのか他のメンバー(全員♂)が付き合い始めるという事態にまで発展。

正直、どこから突っ込んでいいか不明ですwww

とりあえず、私も妄想視力を計ってもらいたいです。ド近眼なのは間違いないけど。
2巻では一体どこまで進化していくのか楽しみですね。この本を薦めてくれたサヤカさんとたかすぃさんには感謝w

HR(1)
HR(1)
くろがねぎん、角川コミックスA
【オススメ度:★★★★★★★★☆☆】

角川の新世代ギャグ漫画ってところですかね。
これも『しるバ.』と同様に、連載開始は2年半前に遡るようで、1巻が登場するまでに長い道のりがあったようで。。
そのためか、最初の頃の絵は自分で見返すのが辛かったらしく、第1話は完全に描き直しを行った模様。まぁ気持ちは分からないでもないんですが、個人的には正真正銘の第1話の絵柄で読みたかった気も。そういう成長を見れてこその単行本のような気もしますし。

それにしても、キャラは基本的に性格が腐っている連中が多いですねー。
表紙飾っている4人のキャラのうち、3人は間違いなく黒い。絶対暴君と呼ばれている宍神センセに、メガネの関西人・六甲卸、子供の頃美少女名探偵を謳っていた湖南と何奴も此奴もいい性格してます。まぁこの3人の中では、六甲卸が一番弱いですけどね。基本、みんなのオモチャですから(酷

あと、この作品には幽霊とか死神も登場してくるんですが、あの死神って女性だったのね。。見た目からはさっぱり分からないので、てっきり男かと思ってたw
結構ギリギリな発言も多かったんですが、コンプエースなら(多分)青年誌だからOKなのかなー。

まぁ全体的に危険なギャグ漫画だと思いますが、2巻ももっとはっちゃけたノリでいってくれると面白いかも。(w

医龍(15)
医龍(15)
/乃木坂太郎+永井明、ビッグコミックス
【オススメ度:★★★★★★★★☆☆】

木原の存在により、大きく変わった霧島。
ここに朝田×霧島から、霧島×木原が生まれた(違

いや、まぁそれにしても、ようやく霧島が前を向き始めたということで、加藤ちゃんにとっては強敵が生まれたといっても過言ではないですね。国立と霧島という全く別のタイプの医者。どっちもまともに争うには強すぎる相手ということで、一体どうなっていくのやら。三つ巴の教授選はただでは終わらない。
個人的には伊集院を育てたいと思っている霧島も見物ですし、もっとこの人の将来は見続けていたい。

そして、教授選とは少し離れたところで、朝田にラブコールを送り続けている鬼頭。
朝田自身は国立にアメリカ行きを勧められていますけど、一体どうなるのかしら。確かに、今の朝田を見る限り、鬼頭がERに朝田を囲うのは諸刃の剣でしかないような気が。。教授選の結果次第で、朝田の行く末も決まるとはいえ、こればかりは読めない。
まだまだ今後の展開が気になって仕方ないですねー。

PLUTO(5)
PLUTO(5)
/浦沢直樹+手塚治虫、ビッグコミックス
【オススメ度:★★★★★★★★★☆】

また一体、世界最高峰のロボットが散る...

ヘラクレスとプルートゥの戦い。その一部始終を見ていたのはエプシロン。
彼が見たものをゲジヒトに伝えることによって、何が変わっていくか。とうとうプルートゥらしき存在の映像も出てきましたけど、あれが本当に??

また、プルートゥによって殺されたアトムの元に現れたのは、生みの親である元科学省長官である天馬博士。
『鉄腕アトム』を読んだことないので知らなかったんですが、アトムは天馬博士の死んだ息子をイメージして作られた存在だったのね。。トビオと呼ばれていた昔のアトム。天馬博士は同じ子供を2回失ったということか。
助けられないと断言しながらも破壊されてしまったアトムの修復を行う天馬博士ですが、その心境は如何に。過去に自分が作った完全なロボットが目覚めなかったのと同様の理由で、アトムも目覚めないといっている天馬博士。そんなアトムを目覚めさせるには、偏った感情の注入しかないと。
天馬博士の完全なロボットとプルートゥの関係も気になるところ。誰が裏で糸を引いているのやら。

プルートゥの存在、アトム復活の有無、物語はどこへ向かっていくのか。
すでに原作とは違った道を行き始めているということで、今後の展開に期待。結末には期待できないかもだけど(ぁ

鋼の錬金術師(18)
鋼の錬金術師(18)
/荒川弘、ガンガンコミックス
【オススメ度:★★★★★★★★★★】

相変わらず圧倒されます、この作品には。

とうとうホムンクルスたちがブリッグズに血の紋を刻むために動き始めたと。
奴らが長い時をかけ準備してきた錬成陣の最後の1つか。それが一体何をもたらすのか。

紅蓮の錬金術師と呼ばれる快楽殺人鬼であるキンブリーはホムンクルス側に立ちエドを人間兵器として使おうとするし、中央は中央でとうとう傲慢プライド」の正体が。。
まぁキンブリーの異端っぷりというか変態っぷりは今更さておき、まさかアイツがプライドだったとは。正直、これは意外すぎました。「始まりの人造人間」たるプライド、ホムンクルスたちのボスである彼もやはり"お父様"のコマの1つではあると思うのですが、それにしてもあれは異常すぎる。。
ブリッグズの地下通路にいたあの目の正体もプライドでしたか。。あれを見てしまうと、正直エンヴィーもキング・ブラッドレイも赤子にしか見えないですよ。さすがのホークアイも恐怖に押しつぶされそうになっていましたし。

一方で、エド、オリヴィエ、マスタングとホムンクルスたちの目を欺き、行動に移ろうとし始めるわけで。。まだ彼らが1つの意志の元に揃っているとは言い難い状況ですが、この勢力無くして世界を変えることは不可能。
さらに、傷の男スカーやメイ・チャンも巻き込み、アメストリスの錬金術の謎を解読にかかると。
今の状況が果たしてどういう結果に繋がっていくかは不明ですが、まだ見えぬ未来への希望として期待ですね。

そして、最後の"お父様"が上げた名前の数々。
エド、アル、ホーエンハイム、イズミ先生。多分、総仕上げの要となってくるメンツになるんでしょうが、恐怖を押し隠せないですね。あと1人ってのも誰になるのか気になるし。普通に考えば、スカーかな。。
アルも今の鎧に宿っている魂が肉体に呼び寄せられつつありますし、危険度マックス。
19巻では始まりの物語が描かれそうで、期待!!