
エマ(10)(完)/森薫、ビームコミックス
【オススメ度:★★★★★★★★★★】
本編終了後に描かれてきた番外編も終了し、今度こそ本当の完結を迎えた『エマ』。
今回はエマとウィリアムの話に始まり、終わりも2人の物語ということで、きっかり主人公としての面目躍如を果たしましたねw
2人の話は後回しにするとして、間には4編収録。
エマが勤めていた屋敷のアデーレさんのお話に、ウィリアムの弟であるアーサーの学校でのお話、ミス・キャンベルの次の恋、そして四コマ。
アデーレさんのお話は彼女の人生観になるのかなぁ。メイドとしてそこそこのキャリアを積み、当時としては多分もう嫁き遅れといわれても仕方のない彼女が結婚よりも仕事を取る理由。彼女が優秀たる理由でもあるかなぁ。もし、彼女が結婚するとしたら、あの男以外にあり得ないだろうけど。。
アーサーの話は何ていうか、ツンデレショタ萌え??(ちょ
監督生に選ばれた2人と新入生の後輩がメインで描かれているんですが、上の2人はまさに飴と鞭だよなぁ。もちろん、頭がっちがちなアーサーが鞭の方なんですが、あれはあれで面倒見はいいからなぁ。真剣に怒ってくれる目上の人ってのも子供には大事だよねぇと何となく思いましたw
それと、四コマはターシャとハンス、グレイス、スティーブンスそれぞれが描かれていたんですが、これがまた面白かったです。一番好きだったのはターシャのでしたけど、森さんって想像以上に四コマ描くの上手いなぁ。1コマで笑わせる絵が描けるのが上手いというか。
ノリとしてはいつものあとがき漫画に近いかしら。次回作では、こういうテイストの作品も面白いかも。
そして、最後は原点に帰ってエマとウィリアム。
新時代の訪れということで、とうとう2人の結婚式が描かれることに。まぁ新時代の波が来たからといって、あまり大っぴらに出来ることではなかったのですが、ちゃんとこの時を迎えることが出来て良かったなぁと。エマの元勤め先からもお祝いのために揃って出てきてくれるし、周りから祝福されることが2人にとっては何よりも幸せだったでしょう。
ラストの皆で踊るシーンには普通に鳥肌立ちましたよ。
最高の結末だったということで、本当にお疲れ様でした。次回作も楽しみです。
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