
図書館戦争 LOVE&WAR(1)/弓きいろ+有川浩、花とゆめコミックス
【オススメ度:★★★★★★★★★☆】
「メディア良化法」。
この法律をきっかけにメディア良化委員会なるものが設立され、彼らの独自の判断で様々なメディアが公序良俗に反すると取り締まられ、人々から自由な表現に触れる機会が奪われていった世界。そんな横暴とも言えるメディア良化委員会に反抗し、図書を守るために結成された図書隊。
2つの組織の争いはメディア良化法成立から30年が過ぎた今も終わることなく、激化の一途を辿っている。
というわけで、アスキー・メディアワークスからハードカバーで発売されている『図書館戦争』シリーズが漫画化。
今回のは花とゆめコミックスからの登場ですね。電撃版も存在しますが、そちらは5月に発売される模様。
絵師さんは新人さんのようですが、なかなか上手くて好感触でしたね。
原作未読なので、どこまで原作準拠なのか分かりませんが、結構少女漫画していました。
高校生の頃に図書の検閲にあった際、図書隊員によって大好きな絵本を守ってもらった経歴を持つ郁。彼女はその人を正義の味方だと信じ、私の王子様と心酔し、彼のようになりたくて図書隊に入ったと。
まぁ少々その思い出が美化されすぎていて、まさに夢見る少女そのもの。
教育期間中と言うことで訓練中の郁はあまりにも真っすぐ過ぎる馬鹿で、事あるごとに教官である堂上と衝突していたりも。
ま、郁は関東図書隊としては初の防衛員志望ということで期待されている分、厳しくしていた部分もあるんでしょうね。堂上も不器用みたいだから、その辺はご愛嬌。
で、郁の女性離れした体力と行動力を買われて、彼女は図書特殊部隊という超エリート部隊に選ばれると。
選ばれた理由はそれだけじゃないかも知れませんが、その辺は追々描かれるかしら。。同期の手塚と一緒に配属されて、双方ゴタゴタしていますけど、発展途上中ということでどうなっていくかねー。郁も少しずつ変化してきているようですし。
とはいえ、まだまだラブ要素は足りないか。。
大体、郁にとっての王子様が誰なのかは想像付くんで、話が進めばストロベリーな展開になりそうな気もするんですけどねー。堂上の気持ちは丸わかりだしねw
しかし、今のご時世だと、この設定もトンデモ設定とは言い切れないのが怖い。
準児童ポルノやらネットの未成年フィルタやらの件を極限まで突き詰めると、このレベルに追い付きそうですからねー。
ただ、謎なのは発行後にしか検閲されないのかしら?出版前に差し止めるとか、著者を逮捕するとかその辺がなさそうに見えます。あくまで世の中に出回ったものしか検閲の対象になっていないのかなぁ。。検閲の基準も曖昧だし、ちと気になります。
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