
ユーベルブラット(7)/塩野干支郎次、ヤングガンガンコミックス
【オススメ度:★★★★★★★★★★】
とうとう七英雄の一人である砲台伯バレスターの目前へたどり着いたケインツェル。
ケインツェルにとって憎むべき、殺すべき敵であるところのバレスターだったのですが、彼の末路は哀れなものでしたね。。追い詰められ、すべてを失い、半分精神が崩壊していましたからねー。仲間を殺し罪を着せ、英雄として長年国民を騙してきた罰か。
今回の自由都市での出来事といい、決して許せる行動ではないですが、この人も結局は過去の戦争の被害者の一人だったということか。
やるせない気持ちでバレスターを討ったケインツェル。その直後に登場したのは、過去にアシェリートの名前と共に地に墜ちたはずの「
今のケインツェルにとって、不完全な"黒翼"を使わなければ倒せない強敵。間違いなくこの先、グレン侯を討つ際にやり合うであろう剣士であり、このまま放っておけば危険極まりない相手ですが、その才能の前にケインツェルの胸に灯るのは喜びか。一人の剣士として、新たなる才能の登場に喜ばずにはいられないってところですかねー。
復讐の炎は絶やさずに、腕に磨きをかける決意をしたケインツェルは、アトと2人旅立つ。
残されたピーピちゃんは、あの選帝候の娘・エルサリアと一緒に旅に出ると。あの人もバレスターに牙を剥き、一度は軟禁状態になっていた身ですが、どうなることやら。。ケインツェルの前に再び敵として現れるのは間違いないと思いますけどね。
ただ、少々潔癖過ぎるので、ケインツェルの正体、七英雄の偽りの過去を知ったとき、彼女は気丈なままでいられるか。ちと不安。何にしろ、まだまだ物語は終わらないので、次なる七英雄の話に期待かな。
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