
Under the Rose(5)春の賛歌/船戸明里、バーズコミックスデラックス
【オススメ度:★★★★★★★★★★】
ロウランド家次男・ウィリアムの物語、春の賛歌も佳境に入ってきたかしら。
時系列的にこの物語よりも後になってしまう『Honey Rose』を読んでしまうと、ウィルとレイチェルがどうなってしまうのかは分かるんですが、この空白の期間に何が起こったのか、それはやはり気になるわけで。。まぁ相当な出来事があったのは間違いないんですけどね。
今回、4巻からの続きで、レイチェル提案のホーム・パーティが開催される中、とうとう彼女の過去が。何を経て、今のロウランド家の家庭教師として雇われることになったのか。
まぁこのご時世ですから、レイチェルは所詮使用人。彼女の言葉が信用されにくいというのも分かりますが、アーサーの友人たちがいい人たちで助かったというところか。グレン夫人にアスパン夫人、今のレイチェルをしっかりと見てくれる人たちがいたのだから。事情が事情だけに、女の味方がいたほうが心強いですからねー。偏見かもしれないけど、こういう場合は女性の味方の方が怖い。。
そして、このことをきっかけに変わっていくレイチェル。
相変わらずお人よしで、本業のことになると眼鏡が曇っていたようですが、そこはしっかりと周りがフォロー。ウィルがイタズラ娘たちを叱り付けたのはかなり怖かったな。。
でも、その後の改心したあの子たちを相手にしているときのウィルの目付きは非常に優しそうでしたしねー。
あと、最後にライナスが少し登場して、家族を冒涜した発言を言われたのですが、そのことに対しタンカを切ったアイザックがよかったなー。
ライナスはライナスで社交界では何とでも言われるといって、バッサリ切り捨てたし。随分と大人になったもんだ。。
やー春の賛歌も残り少ないかと思いますが、6巻が待ち遠しいですね。
一体どこまで描かれるのか、本当に楽しみ。
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