
邪眼は月輪に飛ぶ/藤田和日郎、ビッグコミックス
【オススメ度:★★★★★★★★★☆】
『うしおととら』『からくりサーカス』などで知られる藤田和日郎さんの短期集中連載作品。
青年誌での連載は初めてになるのかな?スピリッツで全5話の予定で始められたはずが、結果的には全7話になっていたりもしたわけですが、非常に面白かったデス。少年誌の枠組みを抜け出し、本領発揮という感じも。
それに見られた人は死んでしまうという邪眼を持つフクロウ・ミネルヴァが登場するのですが、これの眼の怖さは異常。人間は馬鹿だから、こういうフクロウがいると知れば、一目見てみたいと思うもの。そして、当然その人間たちは死に、またマスコミの映像によってフクロウを見てしまった人間ですら死にゆくという。。
あっとういう間に人口の大半が死んでしまった東京で繰り広げられる物語なんですが、昔話のような話の作り方で、怖い中にも優しさが見え隠れするというのでしょうか。まぁそういった優しさが見える理由は最後まで読めば分かるか。
それにしても、クライマックスの輪は可愛いのう。こういう場面を見ると、ホントハッピーエンドなんだなと思えます。
この物語が彼らの最初の物語だったということで、この次には一体どんな物語が繰り広げられてきたのか気になるところですよ。年に1回でいいので、この作品をシリーズ化してもらって、何度か続けてくれないかしら??とか思ったり。
やー、富士鷹もとい藤田さん好きには是非オススメですね!多分、この方の作品にハマっていた世代って20代後半も結構多いと思いますし、昔好きだったという人にも読んでもらいたい作品です。
最近では、モーニングでの連載も始まったようなので、そちらも楽しみにしています。やはり自分が子供の頃に読んでいた漫画を描いていた方が、今の時代に青年誌で活躍していくというのは何となく嬉しいことでありますし!まぁ私はここ5,6年くらいしか知りませんが。。(w







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