
二十面相の娘(8)(完)/小原愼司
【オススメ度:★★★★★★★★☆☆】
これにて完結。
過去ログ見ていて気付いたんですが、どうやら1巻発売当時からこの作品のことを追っていた模様。小原さんのデビュー作は知らないので、どこのサイトに影響されて、この作品集めるようになったんだろう??まぁ3年前なら、すでに漫画オタとしてバカみたいに漫画を買いまくっていた頃ですからねー。
とはいえ、当時はこの絵柄には食わず嫌いな面もあったのに、今となってはかなり好きな絵柄に。。人って変わるもんだなぁ。(w
まぁそれはさておき、二十面相に育てられ、二十面相の娘として生きてきたチコがようやく二十面相と再会といったところでしょうか??7巻の終わりで、チコの前に現れた二十面相はチコの知る二十面相ではなかったんですけど、この人もまた二十面相に毒されたというか、魅入られた人だったというべきか。。
正直なところ、この作中において、本当の二十面相が出てきたシーンなんてそんなにないわけで、どれほどのカリスマ性を持っていたのか分かりにくいところもあるのですが、それでも彼の影響がどれほどまでに大きかったのかが分かると言いますか。。チコからは非常に愛され、教授からは非常に憎まれ。。ケン兄ちゃんも最終的には、二十面相を追うことではなく超えることを目的としていたようですが、忘れ去ることなんて絶対にあり得なかったんですからね!普通の人々の記憶からも「死んだと聞いていた。」から、あっさりと「やはり生きていた。」に変わっている感じがしますし。
しかし、まぁ本当の意味で、最後に二十面相を超えることが出来たのはチコだったのかなと。
二十面相の娘として知られることによって、彼女に降りかかる困難も多かったとは思いますが、彼に対する想いがチコをあそこまで成長させたのですからね。
それがあったからこその、最後の笑顔。素晴らしい笑顔ですよ。
それと、最後にチコの元に駆けつけた小糸さんが良かったなー。トメさんから図星を指されて動揺する姿とか、チコとの別れに本気で涙するところとか。。チコは少ないながらも良い友人に恵まれていたなと思います。
あと、何気に最後に良い働きをしていた空根さんも変わったなぁと。名脇役ですね!明智さんがそんな出張ってこなかったのも理由の1つでしょうが。
さて、来月にはアフタヌーンで連載されている『パノラマデリュージョン』の1巻も発売されるようなので、楽しみです。






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