
鋼の錬金術師(15)/荒川弘
【オススメ度:★★★★★★★★★☆】
エドがホークアイ中尉の家を訪ね、そこでとうとう語られることになったイシュヴァール殲滅戦の真相。
やー、まぁ何といいますか、ホント重い展開ですね。。ヒューズやグリードの部下だった人など懐かしい顔も登場しつつ、現在の時点では話に加わっていなかった紅蓮の錬金術師キンブリーだとか、スカーに殺された錬金術師の1人であるグラン准将(当時は大佐)だとか気になっていた面々も登場。当然のことながら、この戦場で亡くなったウィンリィの両親も登場と。。
それにしても、アニメのせいかグランってあまり良いイメージなかったんですが、意外と良い人だったのね。。少なくとも当時指揮を執っていた准将に比べると雲泥の差と言うべきか。。他にも優しすぎたアームストロングの姿だとか、キンブリーの悪魔の所業だとか気になっていたことが多々。キンブリーが捕まっていた理由もアレのせいか。。ある意味、軍人としてはもっともな姿ではあるのですが、人としては壊れちゃってますからねぇ。
スカーがロックベル夫妻を殺害したシーンが少しぼかされていたのは残念なところではありますが、非常に興味深い過去編でしたね。。すっきり1巻でまとめてくれたし、読みやすかったですわー。
あと、今回明らかになったマスタング大佐とホークアイの関係。
深いなぁ。14巻の最後で描かれていたホークアイの背中の紋様と火傷の痕にはそういう意味があったんですかー。マスタングが師事していた錬金術師の娘がホークアイであり、その師はホークアイの背中に研究の全てを残していたのですね。。焔の錬金術師の全てがそれに詰まっていたようですが、結局のところ秘伝は誰に伝えられることもなく消えてしまったということでいいのかねぇ??
それと、スカーの兄が錬金術の研究をしていたことは知っていたんですが、彼は一体何に気付いたのか??
エドたちの使うアメストリスの錬金術は余所のそれと比べ、どうおかしかったのか気になるところですね。。これがきっとあの”お父様”の前でエドたちが錬金術を使えなかったのに対し、スカーが使えていた理由になるのは間違いないのですが。。少なくとも、ホムンクルスたちも知らない違いのようなので、その差はもっと昔に遡ることになるのかな??
16巻では舞台を北に移し、キンブリーも出所。ますます楽しみで仕方ないっす!!






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