というわけで、三大オタ漫画特集。『げんしけん(5)』『ラブやん(4)』『NHKにようこそ!(2)』ですね。どれもオタネタでありながら、方向性は違っていたりするんですが、面白いですね。どうせなら、『ヨイコノミライ!(2)』も混ぜて、四大オタ漫画特集にしたかった気もしますけど。
今回の3つは個人的にはどれも好きで甲乙つけ難しって感じですけど、やはり人によってはこっちは好きだけど、こっちは嫌いって感じで結構好き嫌いは分かれそうな感じはします。一番嫌いっていわれそうなのは絵的に『ラブやん』かなー。(マテ
ちなみに、次回は『鋼の錬金術師(9)』の予定(変更あり)。

げんしけん(5)/木尾士目
【オススメ度:★★★★★★★★☆☆】
一番リアルなオタクを描いた漫画じゃないですかね、これは。少なくとも、私はこれが一番自分に近いオタク像かと思いますし。読みやすい絵ですし、内容の方もそこまで濃ゆいわけではない。所詮、コミケ初挑戦とかコスプレとかそんなレベルなんで。オタネタ漫画としては確かにアニメ化しやすいかと。
さて、今回は荻上がかなり良いキャラに出来上がってきたかなーという印象。新げんしけん部員としてはもう1人朽木がいるけど、コイツはただのウザイキャラになってるだけだし。まぁ、今後の汚れ役はすべてコイツに任せようって感じになればよいかなーってくらいか。キャラが立っているようで、意外と立ってない気もするんですよね。
まぁ、朽木はどうでも良いとして、荻上は面白い。オタ嫌いで、特にホモが好きな女オタクを大嫌いだと言っているくせに、自分はそっち系の即売会に1人で言っていたりしてるし。それを朽木に見られていて、写真まで撮られている始末。言い訳のしようもなく、大野さんが悪魔に。(w
他にも、咲にファッションのことについて、ちょっと言われたら、次の日にはもの凄い格好で学校に来てるし。このときばかりは斑目がモヤモヤしていたのが馬鹿みたいに思えましたね。まぁ、荻上は根性は据わっていると言うことで、これからの活躍に期待ですかね。
彼女が笹原に対して、多少なりとも好意は持っているようだし、これはこれでどうなるか。笹原は女関係のネタは今まで全くなかっただけに、基本的には鈍いキャラになってるし、荻上もその辺は奥手に思えるわけで、2人がくっつくようなことがあれば、やはり咲が仲を取り持つことくらいしかないのかなーって感じですかね。
でも、まぁ、笹原が会長になって、ちょっと格好良くなってきたかなという印象はありますね。荻上とくっつく展開は結構期待していたり。久我山と喧嘩したときは結局咲に喰われる形になったけど、原口を追い返したときは何だかんだで男見せたと思うよ。
げんしけんメンバーは咲が一般庶民としていますけど、結構みんないろんなオタクとして出来上がってるし、原口みたいな図太くて金儲けに走れるような人間もいる。げんしけんみたいな学生のほのぼのとしたサークルはやはりコミケに出るのも自己満足で良いでしょうけど、大人の事情が絡んでくると金儲けのことも考えないといけないし、そういう意味では人に嫌われてもやるべきことはやれる原口のような人間を必要とする場合もあるでしょうしね。ま、荻上は原口のことをオタクとして嫌いなタイプといってましたけど、あれがオタクじゃなかったとしても人間的に誰からも好かれないかと。
まぁ、いろいろと賛否両論はある漫画ですけど、一番現実的なオタク世界という意味では面白い漫画なんじゃないかなと思います。オタクとして話題になる作品が『くじアン』しかないのはちょっと微妙な気もしますけどね。
次は6巻。そろそろ斑目、田中、久我山も卒業する展開になっていくでしょうし、笹原、高坂、咲、大野たちが最上級生になったらどうなるんだろうなー。一応、笹原が主人公なんだし、斑目たちが卒業しても続くよね??冬コミケの話は・・・もうないかな。

ラブやん(4)/田丸浩史
【オススメ度:★★★★★★★★☆☆】
これはオタクとかいう次元を超えて、すでにダメ人間漫画になっているかと。ロリでオタでプー、しかも27歳という主人公がもういろんな意味で終わってますから。(w
基本は自虐系漫画ですね。同じアフタヌーンの『げんしけん』はアニメ化されてプッシュされまくりなのに、こっちは帯に書いてあったとおり「全メディア黙殺」ですから。内容も痛々しいから仕方ないでしょうけどね。とてもじゃないけど、アニメ化とかタイプじゃないし。というわけで、素直な『げんしけん』に対しては、こっちは完全汚れな『ラブやん』。オタク的にはこっちの方が受けるかもしれない。
まぁ、こっちは相変わらず突っ走ってるなーという印象ですね。折角カズフサには庵子という幼なじみフラグを持っているのに、ロリ趣味がすべて台無しに。頭を打ったことで趣味が普通に戻ったにもかかわらず、普段の行動が馬鹿なので、結局は元の木阿弥になっちゃうし。
しかし、カズフサは二次元キャラにはさすがに本気にならないというか、本気になっちゃってる人をヤバイと思ってるし、女に対する免疫はなさ過ぎるというか、女の子に対して理想を持ち過ぎちゃってる感じが。結局のところ、この免疫のなさがカズフサをロリ趣味に走らせている要因の1つではないだろうかと思ったり。意外と普通の人間らしい部分もあるんですね。(ぇー
とりあえず、この調子でまだまだ続いていくのでしょうが、結局ラブやんの存在そのものもカズフサをよりダメダメな存在にしている悪影響に過ぎないかと。

NHKにようこそ!(2)/大岩ケンヂ+滝本竜彦
【オススメ度:★★★★★★★★☆☆】
これも主人公は引きこもりということで、ロリ属性がほぼ無いものの、基本的にはカズフサと同じくらいのダメ人間じゃなかろうか。ロリ属性がほぼ無いっていうのは、1巻でそっちの属性が芽生えちゃった話があったから。(w
しかし、いろいろと他サイトさんの感想を読んでいると、結構原作と漫画では変わっている部分が多いらしく、改めて原作の方を読みたくなってきますね。各所で言われているように、どこにも引きこもりっぽい要素は無くなってきていますしねー。小説は2年くらい前に買っただけで読んでなかったので、そろそろ奥底から引っ張り出してきてみますかのう。何でも、原作の佐藤くんは高校生時代に先輩と初体験を済ませていたそうですしー。(うらやますぃー
まぁ、私がこの漫画で一番好きなのはやはり絵なんですよねー。『GOTH』(原作/乙一)の頃から大岩ケンヂさんのファンになったし、それがあったからこそこの漫画も個人的には評価高いわけで。原作の方は挿絵ないから、漫画の岬ちゃんには激萌えなんですよ。佐藤の脳内でエロシーン連発してるし、現実のシーンでも萌える展開が何ヶ所か。とはいえ、彼女が何のために佐藤に近づき、しかも盗聴までしているのかは不明。つうか、いつの間に盗聴器とか仕込んだのか分からないし、この娘見た目以上に怖いですな。電波っていうか、犯罪者か?私の計画って何だよ(;´Д`)
また、佐藤の先輩は先輩で結構な悪女。全く理解できてないうちに自殺オフ会に佐藤を連れて行っちゃってるし、最後には私結婚しますとか言っちゃってるし。何だ、それ!!この薬常習者女はいったい佐藤のことをどう思っているのか。てか、元々何を悩んでいたのかすら分からないorz
山崎は佐藤のことをどう思ってるのかな。信頼しているのか、それともどうだっちゃ良いのか。何だかんだで、この男も普通の女性に恋する男だし。
オタ漫画としてはいろいろと突っ込みどころは満載な気もしますけど、そこはノリでカバー。3巻ではどういう展開になっていくのか、また表紙は誰になるのかなど、いろいろと気になりますが、半年以上先のことになるでしょうし、ゆっくりと待っていますかね。とりあえず、そろそろ小説の方を読み始めるか。







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